15年前に復帰経験済みの 大阪 ママ美容師タナカエミ です。
今回は、女性美容師が復帰するにあたり、会社側に求めるコトを書いていきたいと思います。
- 復帰前と同じように、バリバリのスタイリストとして働きたい場合
- スタイリストだったが、アシスタントとして復帰したい場合
- アシスタントで一度は退いたが、アシスタントから今度はスタイリストを目指す場合
1:復帰前と同じように、バリバリのスタイリストとして働きたい場合。
私は、店長として再度復帰しました。
となると、バリバリのスタイリストでなければならない!という意識のもと復帰していますから、
ただ働きやすい条件というモノだけを求めているわけではありませんでした。
(しかし、二足のわらじを履くというのは、なかなかの厳しいものになりましたが。。。)
そんな風に思う方が多いのでは??
でも、子供ができたらそうもいかない場合も多いと思います。
病気。急なお迎えの要請。朝の段取りの悪さ・・・不測の事態・・・
そんな急なコトに対応していただけるように、企業側はスタッフ間に共有して欲しい。
お客様にも、スタッフにも、会社側にも迷惑は掛けたくない。
協力して欲しいのはもちろんなのですが、協力だけでなく、理解して欲しい。
2:スタイリストであったが、アシスタントとして復帰したい場合
スタイリストだったのに、アシスタントとしての復帰。
もしかしたら、行く末は、またスタイリストとしてやっていきたいのかもしれません。
もしかしたら、スーパーアシスタントとしてのやりがいを見出したのかもしれません。
もしかしたら、レッスンの進行具合に不安があるのかもしれません。
もしかしたら、カラーを極めたい、まつエクをやりたい。他の技術を極めたいのかもしれません。
キャリアアップ・子育ての時間の制約・健康面・お休みの問題・・・etc
背景にたくさんの思いを抱えているのではないでしょうか??
企業側は、新卒美容師さんには、これからどんな美容師になりたいの??
と必ず質問するのではないでしょうか。
復帰女性美容師には、もっともっと聞いてあげてください。
3:アシスタントで一度は退いたが、アシスタントから今度はスタイリストを目指す場合
スタイリストを目指すわけですから、まずは技術向上になります。
もちろんアシスタントとしての技術を再度習得。からの、スタイリストへの技術レッスン。
相当の苦労、時間がかかるでしょう。
でも、こちらを決意した方の意識は、大変確固たるモノではないでしょうか!!
なので、企業側も相当の覚悟で教えてあげてほしいと思います。
覚悟の度合いが違うと。
なんていう、すれ違いが生じるのではないでしょうか?
すれ違いが生じないようにするためにも、かなり踏み込んだ聞き取りが必要になるでしょう。(お互いに)
復帰先を選ぶ条件が互いに合致した場合は、相当の戦力となるコト間違いなしですね!!
まとめ
復帰女性美容師には、それぞれが たくさんの想い・背景・時間の制約など。
たくさん抱えるモノがあります。もちろん、意識・決意・熱意もそれぞれ。
仕方のないコトです。でも復帰したい気持ちは皆同じです。
その思いを、とにもかくにも、しつこく聞き取りすべき! 復帰美容師側ももちろんです!
お互いに隠さず、聞きたい事は聞く。遠慮は無用。
条件も大事だとは思いますが、何よりも自分の考え方や仕事の仕方、仕事への情熱、心配事を全て聞き出すコトが企業側にとっても復帰女性美容師にとっても一番なのではないでしょうか!
お客様のへのカウンセリング以上に
未来のスタッフ。そして現在のスタッフへのカウンセリングを企業側がもっと親身になるコト。
それが今求められているコト!!
ただの美容師からママ美容師となり、現在は夫婦経営を。 永続して通っていただけるお客様作り、指名されるスタッフ育成を邁進中。 女性美容師が明るく楽しく働く方法を伝授します!
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