倉田晋吾です。

美容学生、若手美容師に全力でエールを送るラジオ日々配信しています
今回はこちら
なにかしらの原因で今の職場辞めたいなーってなることありますよね。

僕は100回くらいありました
その時に必ず出てくる分岐点として
・今を耐えて諦めず残るか
・心機一転新たな環境を探すか
を考えることがあると思うのです。

やなことあったなー!よしっ!やめよっ!
ちょっと待って下さいw
その前に一度立ち止まって考えてみてほしいのです。
何が原因でそこまで追い込まれてるのでしょう?
何が原因なのかを考える
まず、追い込まれている原因が何なのか?というのを考える事、思い当たるものを挙げていく作業をしてみてください。
原因は様々だと思います。
練習の厳しさ、店のクオリティ、給与のこと、サロンワークの忙しさ、人間関係、やりたいこと違う、親の介護、引っ越し、プライベート…
などなど。
これらは直接的な原因ですが
間接的にも日々の小さな不満やストレスの積み重ねで起きる可能性もあるわけです。
それらを全て含めて追い込まれている原因がなんなのかを考える必要があるわけですね。
そうすることで
「なんかよくわからないけどモヤモヤする」
状態から
「〇〇が原因でモヤモヤしてるのか」
にいければ第一段階は成功です。
原因に優先順位をつける
挙げた原因の中に譲れないものは必ずあるずです。それを順位付けをしてみてください。
例えば
1st 練習時間の確保
2nd 撮影の有無
3rd 教育カリキュラム
みたいな感じです。
それができたらその譲れない項目の中で優先順位高めの項目をどうやったら解決できるのかを続けて考えてみましょう。
解決さえ出来ればそこから離れる必要がない可能性も出てくるわけですね。
逆にこれができないと「辞める」ことを選択し、新たな転職先でも結局同じような事で悩むという選択肢を拾う可能性も出てきてしまうのです。
こうなってしまうと時間の無駄ですよね
解決法の例
先に挙げた3つの項目を例にどんな解決法があるか考えてみましょう。
・練習時間の確保

店が閉まって閉まって夜遅くまで残れない…
解決できる→朝早く来る、締めカギをもらえないか、営業時間内に出来ないか提案する
解決できない→テナント等の時間にそもそも制限がある、提案したけどダメだった。
・撮影の有無

撮影好きだからもっとしたいのにさせてもらえない!
解決できる→自分でやっちゃう、先輩の現場について行く、練習モデルさん全力で可愛くする
解決できない→〇〇年目まで撮影不可!みたいな謎制度を変えられない
・教育カリキュラム

このカリキュラムだとスタイリストになってから不安!
解決できる→外部セミナーに行く、先輩に教えてもらう
解決できない→社内にカリキュラムがそもそもなくスタイリストになる定義が明確じゃない
などなど…あくまで例であってこれが全てというわけではないです。
今置かれてる環境でも工夫をすれば解決できることもある、ということを伝えたかっただけです。
それでもダメな場合、どう考えても解決の糸口が見つからない場合、次の行動に移っても良いかもしれないですね。
まとめ
一番に伝えたいのは安易に「辞める」という選択をして欲しくないということです。
少し深く考えたり見方を少し変えるだけで意外と簡単に解決の糸口が見えることもあるわけです。
それらを考察した結果「他の職場に移る」ことを選択した時に最後の砦が
「やめさせてくれない」ですw
ここに関しては自身で辞めることを告げ、勝手に出ていくことに経営者側にはなんの制限もできないです。
むしろ残ってたいのに

クビね
と経営者側から告げることの方が圧倒的に経営者が不利になることの方が多いんですねw
ここに対しての知識は最低限つけておきましょう。
義理とか人情とかあるかもしれません、お店の人に迷惑かかるからとか辞められないとかあるかもしれません。でも、そうと決めたらその辺りはスッパリいきましょう。
自分の人生を生きるのに正直他人なんて関係ないんですよ。
自分の人生を美容師として生きる以上最も素敵な選択が出来ることを祈ってます。
世田谷区京王線千歳烏山駅最寄りのOjOmanoスタイリスト。
美容師をしながらラジオ「倉田晋吾の東京美容師チャンネル」にて若手美容師や美容学生にエールを送る配信をしています。
美容ツイサロマガジン編集長
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