美容業界の行先は?

#美容ツイサロマガジン企画

OjOmanoスタイリスト

東京美容師チャンネル


美容ツイサロマガジン編集長の倉田晋吾です。

編集長をしながら若手美容師や美容学生に向けて

ラジオ配信や美容ツイサロマガジン内で記事を書いています。

今回はこんなツイートから…

ありがたいことにテーマを提供いただきました!

それがこちら!

今回頂いたテーマは「美容の未来と夢」について。

@dai_revoさん、ありがとうございます!

早速考えてみることにしましょう!

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そもそも今の美容業界の解消されるべきことって何だろう

未来を考えるためには今の課題を考えなければなりません。

そしてその課題達が解消されることが僕が望む美容業界の未来になるのではないかと!

と、いうわけで今回はカテゴリーを3つ

「人」「時間」「金」それぞれの課題について僕の考えを書いていこうかと思います。

よければ皆さんも一緒に考えてみてくださいね。

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最初にもってきましたが美容室の全てと言っても過言でないのが「人」です。

ここの課題の改善が最優先なのは間違いありません。


僕が考える課題は2つ

離職について

プレイヤー後のキャリア構築

要するに美容師としての入口と出口の課題です。


離職について

1年で50%、3年で80%の人材が離職していると言われている美容業界。

なり手がいくら多くても、離脱もその分多ければ美容師人口は増えないどころか、減っていく一方です。

原因については以前書いた記事をご覧ください。

もしかしたらもっと輝けるステージがあったはずの若い美容師達が、志半ばで業界から離れていくのは見ていてとても悲しいものです。


ある程度の離脱は仕方ないとしても、まだ改善できることは多くあると僕は思っています。

そのために必要なのは、サロン⇄求職者のミスマッチをなくすことです。

特に美容学校との連携はより強固なものにしていかないといません。


現状は、求職者が膨大な量のサロン情報を捌き切ることができず、数多あるサロンの中から選ばなければならない状態で、

本当に必要な情報が本人達へ入ってこない。

美容室サイドとしても、求職者を集めることに精一杯な状態で、

本当に必要な人材を集めきれていないように感じます。

ここでズレが生じてしまうのです。

なんかもったいなくないですか!?


これは理想論ですが

求職者には本当に必要な情報が、正確に届きサロンを選べる状態に

サロンには本当に欲しい人材が入社される状態に

求職者⇄サロンのマッチングが現在より良い方向へ導かれることはできるはずですし、それが業界の未来へと繋がるはずです。

プレイヤー後のキャリア構築

プレイヤーとしていつまで続けていけるのか。

漠然とした不安を抱えたまま美容師を続ける人は少なくないはずです。


今まではプレイヤー→経営者が一般的でしたが、近年はフリーランスという働き方が増えてきて

あ、フリーランスの記事はこちらです。

個人で活動されているフリーランス美容師が増え、プレイヤー&経営者のスタイルが確立されつつあるわけです。

そしてその流れはこれからどんどん加速していくでしょう。


そういった方たちも含め、大半の美容師は年齢を重ねるにつれて、どこかをピークに下降するタイミングは訪れるはず。

もしかしたら、年齢に限らず急に明日、ハサミが握れなくなるかもしれない

そうなったときの美容師はどうなるのか?モデルケースはまだ確立されていません。

そうです、セカンドキャリアの課題は必ず訪れます。


予め準備をしている人はもちろんいるでしょうが、全力で美容師一本でやってきた人たちが安心して次のキャリアに進めるよう

絵感度キャリアの選択肢の間口を広げることも今後の美容業界には必要なことになってくるはずです。

時間

僕たち美容師というのは職人業です。

技術を習得するまでどうしても年月がかかってしまいます。

近年、デビューまで2〜3年が一般的になってきましたが、より早期デビューが求められるようになってきている気がします。

この2〜3年を長いと感じるか?短いと感じるか?


僕は短いと感じてます。(アシスタント期間を7年過ごしたひがみとかじゃないです

技術の習得は効率化出来るかもしれませんが、それと同じくらい大切な人間性の習得は効率化できません。

お客様と接する量が経験値となり、成功や失敗を繰り返して習得していくスキルに時間効率を求めることはできないと思っています。


この時間は間違いなく必要ですが、それでは課題の解決にはなりません。

ならばデビューの前に輝けるステージをもっと用意してあげればいいんじゃないでしょうか?

いきなり主役やらせるのではなく、ちょい役から登っていくイメージです。


なんて思ってますがそれはすでに取り組んでいるサロンさん増えてますよね。

カラー入客できるようになったらカラーリストとしてデビューをしたり

スタイリスト昇格前にJr.スタイリストとして限定的にお客様を施術できるようになったり…

要するに

入社→→→→→→→→→→→→→→→→スタイリスト

というよりは

入社→ステージ①→ステージ②→ステージ③→スタイリスト

みたいにお客様からお金を頂くステージ、ないしはスタッフが輝けるスポットが各所に用意できるような仕組みづくりを各サロンで取り組んでいくことは必要なんじゃないかと思っています。


こうすることのメリットはもう一つあって、それはお客様に応援される仕組み作りにもなるという点です。

成長の過程を見守ってもらえるステージを各所に用意してあげることで、スタイリストになっても0スタートで顧客を構築していく苦労の壁の解消につながるのではないかと思っています。

スタイリストまでの時間は絶対的に必要ですが、今までのカリキュラムを進めるだけの時間の使い方からよりスタッフが成長しやすい環境を整え、OJTを活かした教育方法の導入など

時間の有効活用ができるような仕組みが業界のスタンダートになることが今後は必要になってくるかと思います。

美容業界の解消しなければならない大きな課題の一つ「美容師の低賃金問題」

原因は様々あるわけですが、一番の原因は美容師の価値が低いということ。

漠然と「価値が低い」だけでは根拠にならないということで、調べてみたところ


カット料金

世界平均→3867円

日本平均→3462円

「あれ、日本て世界より低いの!?」ちょっとショックでした…。


海外では美容師はアーティストとして価値が認められればお客様からリスペクトを受け

一方日本の美容師は美容師さんという職業のまま。勝負できるのは価格がメイン

確かにこれでは美容師としての価値は上がりにくいですね。

日本人の消費に対する傾向などもあるかもしれませんが…。

文化の違いを嘆いても仕方ありません。


僕は残念ながら美容師サイドの視点しか持ち合わせていないので、一方的な考え方になってしまうかもしれませんが

まあまあハードな環境に身を置いて死ぬ気で身につけたスキルを提供した対価としては

「これ、妥当なの?」と悔しく思うことがあります。

(会社に文句があるとかでは決してないので当社のスタッフが見る際は誤解なきよう…笑)

もっと世間に認められる環境にしていくことがこれからの未来には必ず必要なことです。


極端な解決策としては

過飽和しすぎた美容師、美容室の数を減らせば価値は勝手に上がっていきます。

美容師の数が少なくなれば希少価値が生まれ、必然的に価格は上昇するからです。

厳しいことを言うかもしれませんが、ある程度は精査されていくべきだと思っています。


と、そんな炎上しそうなことを本気で思ってはいないですし、そもそも僕はそれを望んでいません。

甘いかもしれませんが、皆が勝てる方法を探す方がよっぽど良いです。


となると、別の方法が必要です。

以前にも記事にさせていただいたことがありますが、最近美容師×〇〇〇という考え方を持ち、活動をする美容師が増えてきました。

この考えがより、一般的になっていくのではないかと思います。

お金の入り口を別で作る人、美容師としての価値をより高めるコンテンツを作る人

美容師だけの価値にとどまらず、人として価値を創造できる人ながより増えてくることが今後の美容業界の流れになってくるのではないかと思います。


ただここで履き違えて欲しくないというか僕の信念でもあるのですが、

あくまで美容師という生業に100%注げることが最も重要な要素なのです。

その軸があるからこそ美容師としての価値がより高まっていくのであって、楽な方に脇道に逸れることを推奨するわけではありません。

あくまで本軸は美容師。これは揺るいだらいけない、僕はそう思ってます。

まとめ

以上が僕が考える美容業界の行先です。

完全に僕の頭の中のことなので夢物語な部分ももしかしたらあるかもしれません。

けれども今の課題が改善されることで、美容師を志す人や、美容師という仕事に全力で向き合っている人が、もっとワクワクできるような未来になっていくはずです。

影響力のある人たちに任せるのでなく、業界に携わる一人一人がそれを願い行動をすることで間違いなく美容師という仕事はより輝けるはずです。

#美容ツイサロマガジンを通してその輪が広まっていくことを心から望んでいます。



壮大な夢を追いかけるために、まずは全力で目の前のお客様を素敵にしていくことから始めましょう!


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