現在の働き方とこれから

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こんにちは、都内の郊外の地域密着サロンで働く小林洋平と申します。




美容師歴14年目の現在は店長を務めております。


今回は共通テーマである「現在の働き方に至る経緯」で書かせていただきます。


脱線もしていますがお付き合いいただければと思います。

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アシスタント初期〜郊外で働く理由〜



まず初めに、僕はすんなり美容師になったわけではないです。




実は少し遠回りをしてまして、高校を卒業後まったく別なことをしていました。




訳あって2年間ふらっとして美容師をやりたいって言う強い意志を持ってこの業界に飛び込んできました。




なので本当に逃げ場などなく、やり切るしかないという思いで、高い志を持ち上京しました。


しかし当時通信生だった僕は原宿やら表参道などのいわゆる有名店ではどこも働けない状況で、周りのみんなに遅れることやっと見つかったサロンは世田谷区の端の地域密着サロンでした。



そこで美容師人生をスタートしたわけですが、いつかは憧れの有名店で働きたい、こんな美容師になりたい、と密かな野望だけは抱いて日々サロンワークや練習に明け暮れていました。



僕の中で昔から美容室は異空間なイメージがあり、そんな場所で働けることが嬉しくてサロンにいる時間がとても好きで練習以外でも居座ることが多く、マイペースな性格もあり練習の効率も悪かったことも相まって、結果的に5年半もアシスタント期間に費やすことになりました。



ですがその期間は毎日が刺激的でした。




新しい技術を覚える喜びとか、仲良くなったお客様が来店するときの楽しみとか、厳しくも楽しくもあるサロンワークとか、もちろん悔しい思いもたくさんして怒られて落ち込んだり泣いたりして、同期と愚痴を言い合いながら飲んだくれた日々もあったけど、僕の原点はアシスタント時代の5年半の期間です。




デビューは早いに越したことはないけど、決して無駄だとは思っていません。

だから今、デビューにつまずいているアシスタントの方、めげないでくださいね。

焦らず、自分のペースで日々積み上げていけばいいです。

腐らずに頑張れば、いつか花開きます。





美容師としての本質の半分はそこで学んだ気がします。



通信も無事3年で卒業し、免許を取得してタイミングを見計らいながら都心への転職も何度も考えましたが、これだけ長い期間同じサロンでアシスタントをしていたら、お客様からも愛されてきます。笑



結果的に地域密着サロンの居心地の良さ、暖かさに魅了されてしまったのもあるし、中途半端にサロンを辞める勇気もなかったので、良くも悪くも都心へ行くタイミングを逃し、地域密着サロンの魅力ややりがいを感じてしまったのが現在も郊外のサロンで働く理由です。


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アシスタント後期〜稼ぐ決意〜

スタイリストになったら美容師として活躍したいって気持ちと、もう一つ僕には強い意志がありました。



「美容師として稼ぎたい」



何やかんや言ってもここは大事だと思います。



僕らがアシスタントだった頃は、今よりもはるかに給料が低かった時代で、本当にお金がなかったのでその頃の僕はスタイリストになったらお給料をたくさん稼ぎたかったんです。



田舎から上京して、そんな環境で切り詰めた生活を余儀なくされたし、一人暮らしの小さなアパートで電気を止められたことも何度もあるし、給料日まであと十日もあるのに千円でどう食い繋ごうか必死になったこともたくさんありました。



何なら税金払えなくて差し押さえられたこともありますし、極め付けは生活費をクレジットカードで払ってリ○地獄に陥ったこともあります。笑


僕から一つ言えることはリ○は本当にオススメしないです。笑


負のループしかないです。笑



そんな最低な金銭事情を過ごしたアシスタント時代(単にいい加減だったのもある)、現在は当然負債はゼロですが未だにカードを使うのが恐怖な小林です。笑



小遣い稼ぎ程度に深夜に居酒屋でバイトして心身ともにボロボロだった時期もあったけど、それでも辞めずに頑張れたのはやっぱり美容師が好きだったからです。




そんな時期を経験したからこそ、美容師で稼げるようになるために必死になりました。


スタイリスト初期〜転機1〜


準備期間は5年半もあったのでスタイリストになった時は何でもできる気がしてたし、指名も付けられると勝手に思い込んでいました。


今思うと勝手な思い込みでした。

自身を持つことはもちろん大事ですが、自惚れてはいけないです。




謙虚さって大事です。


今でもはっきり覚えているのが、それだけ自身があったにもかかわらず一番最初に担当したお客様、「整えるだけ」と言われて何故か頭が真っ白になりエアカットをしたのを覚えています。。。


初めはそんなもんです。(良くないですが笑)


蓋を開けてみれば何でもないただの新人スタイリストで、稼ぐどころか指名もろくにつけられない底辺の美容師でした。



一年が経過しようとしてた頃、数字にほぼ変化がなく、今みたいに情報が飛び交ってる時代ではなかったので他のサロンのことも知らず、何が基準かもわからず何となくこのままではダメだと思い、別のサロンに転職して環境を変えることを決意しました。



何となくでサロンを変えたことが僕の美容師人生においての一つの転機だったと思います。



そのサロンで僕は、これまで積み上げてきたものをことごとく叩き潰され、落ちるところまで落ちました。



自分の未熟さを知り、この時初めて美容師を辞めようかと本気で悩んだくらいです。


お客様の後ろに立つことも、ハサミを持つことも怖くなりました。




失敗も挫折も何度となく経験してきて、何度も挫けそうになりました。


それでも美容師が好きで這い上がりたい気持ちでいっぱいでした。




良くも悪くも完全否定されることで、自分を奮い立たせることができたのかもしれません。

スタイリスト中期〜働き方を変える〜

僕は稼ぎたい気持ちと、プレイヤーとして力をつけたいと必死で、自身の働き方を変え全てをサロンワークに注ぎました。




全集中です。




週一休みのサロンワークだけで一日11時間〜12時間。




営業後には自身の練習に加えアシスタントの教育。




週6日、一日の半分以上をサロンで過ごす日々が何年も続きました。




当時新店舗のオープニングスタッフとして携わったわけですが、当然結果がすぐに出るわけもなく、毎日必死にこなすのが精一杯でした。




当時の僕は稼ぎたいが先行してしまい、より多くのお客様をこなす仕事になってたこともあり、当然いくらやっても顧客は安定せず、数字も伸び悩む時期がひたすら続きました。


きっと一人でやっていたらそんな時期が長いこと続いたと思います。




とはいえ、僕がいたサロンは多くの美容師が働きチームで成り立つサロンです。




多くの先輩たちがいてそれぞれに技術、接客、店販など得意分野があったりするのでたくさん吸収することができたし助言もたくさんいただきました。




そこは本当にありがたかったなと、一人では学べないこともたくさん学ぶことができたので本当に感謝しています。


スタイリスト全盛期〜転機2〜



僕が変わったきっかけとなったのは今思えば、とてもお世話になった尊敬する先輩の突然の退社でした。


その先輩のお客様を急に担当することになり、失客しないように必死に考えました。


「この人にとってベストな提案は何か、どうしたら喜んでもらえるか、技術以外に与えられるものは何か」


その時気付いたのが今まで自分がどれだけ自己満で仕事をしていたか、そしてどれだけお客様に寄り添えていなかったか。



凄く反省もしましたし、何より数字と周りを気にしすぎて自分が美容師を楽しめていなかったことが大きく、大事なのは数字だけではなく目の前のお客様だと気付きました。



そこから僕のお客様に対するマインドは変わり、目の前のお客様のことそしてその人に寄り添った提案、接客、何より自分が美容師を楽しむことを考えました。



忘れてた原点に戻った気がしました。



そこから自然と数字はあがっていったし、長く付き合えるお客様もいつのまにか増えていきました。





とはいえ結果を出し続けなければいけないのは当然で、常に数字と向き合うことは大切です。





ただ自分のことだけではダメだし、何より人のことを考えれなかったら数字なんてついてこないってことを改めて学びました。





そのマインドは忘れずに一定の水準は下げずに、常に数字は上げていってます。

現在とこれから〜まとめ〜

現在も基本週6ペースでサロンワークをしていて、予約は出来るだけ詰めてとって3人は掛け持ち施術をするのが当たり前の環境です。


どんなに頑張っても疲れを隠せなくなってきたり、数ヶ月に一度、せっかく来ていただいたのに関われるのはカットの30分のみだったり。




それが良い悪いの話ではないですし、正解不正解もないです。


それぞれの考え方次第だと思います。


なので月に300人以上施術してバリバリ働くやり方も、人によってはそれがいいって人もいるので、ずっとその働きかたをするのも当然ありだと思います。


ただ僕自身は、自分のライフステージが変わったことや、長いお付き合いのお客様が増えて、コロナ禍の中で改めて顧客の大切さを感じたことによって、今の働きかたを変えたいと思うようになりました。




お客様がきてくれることへの感謝やサロンワークができるありがたさ。





とはいえ、そんな僕がいるのも今まで僕自身に関わってくれた仲間や会社のおかげです。




なのでもう一度言いますがとても感謝しています。


僕は一年目の頃からほぼ同じ地域で働いていて、顧客も長い付き合いの方だと14年になる方もいます。


シャンプーしか出来なかった時代から知っているお客様や、当時の店長のお客様だった方を現在僕が担当していたりします。


地域密着だからこその部分もあるし、たくさんいる美容師の中から僕を選んでくれて、長いこと担当させて頂いてることへ改めて感謝したいです。


長く付き合っていけるお客様の大切さも本当に改めて感じています。




僕の本質はサロンワークです。




サロンワークは好きで、これからどんな形で働こうとサロンワークは続けたいです。


より一層一人一人に深く関わっていけるような働き方に変えていきたいと思っています。


そしてこれからも日々アップデートしていきたいと思います。



感謝を忘れることなく、何より美容という仕事を楽しみながら。





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