長期休暇で得られるものとは

編集長の戯言シリーズ

TOOL MAGAZINE編集長のくらたです。

くらたって誰?」そんな方のために自己紹介作りました。

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はじめに

どうも、編集長のくらたです。

私は今8日間の長期休暇をいただいております。

美容室の中でもここまで長い休暇を店舗全体で取るサロンは珍しいのではないでしょうか。うちで働いたら夏冬8日ずつ休みがありますよ!(新卒、中途募集中です)露骨!

夏休みサイコー!」と絶賛浮かれ中ではありますが、これだけ長い休みをもらえているので、編集長は普段できないことをしてみています。

具体的には数日携帯の通知をオフにして、SNSの発信を全くせず、頭の中でグルグル巡っていることを全て停止させて家族や友人や1人の時間を楽しんでいました。

ハサミとパソコンを置いて「何もせずに過ごす」ことは普段の仕事の中の休みでは簡単にできず、どうしても慢性的に頭が仕事モードの状態から完全に抜け出すことは出来ないのです。

全店が休みで全スタッフがオフの時間を過ごしているからこそ、仕事のことを一度全てをストップしてゆったりとした時間の中で思考の漂うままに身を任せる時間を作ることができています。

とはいえ思考停止状態に陥っているわけではないですよ?笑

自分が大切にしているもの、心地が良いと感じるリズム、そもそもなんのために仕事をしているかなど、普段では至らない思考を巡らせることが出来ているので、自身の幹となる部分を見つめ直す大切な機会になっています。


私の話はこれくらいにしておきましょう。

さて、今回のテーマ「長期休暇で得られるもの」を個人の視点だけではなく包括的にお話していきます。

もちろん、休みはプライベートな時間なので自由に過ごし、ゆっくり心身を癒すために使って問題ないですが、実はサロンワーク以外で得ることができる体験がたくさんあります。

よろしければ最後までお付き合いください。


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サロンワークで得られるもの得られないもの

サロンワークは、私たち美容師にとっては「戦場」であり、「舞台」であり、「本番」といえるでしょう。

表現は多種多様ですが、要するに「一発勝負」の場所であることには違いありません。

価値を提供し、その価値を”良い”と感じて満足、さらには感動をしてくれるかをお客様ごとに試行錯誤する場です。

価値を提供する材料には技術や接客、教育、空間、雰囲気、音楽、商品…など多くが存在しています。

サロンワークをしている中で私たちは提供するだけでなく、多くの経験をお客様からもらう機会があります。

では、サロンワークの中で私たちが経験として得られるものと得られないものは何があるでしょうか?

考えながら見てみましょう


サロンワークで得られるもの

先述したように、サロンワークの中でお客様からもらうことができる機会にはどのようなものがあるでしょうか。

  • どうしたら満足してもらえるかを考える機会
  • 新たな情報をいただく機会
  • 失敗や成功などを反省する機会

これらはどれも1人では得ることのできずお客様がいて初めて獲得できる機会です。

そして、全てサロンワークに直結する経験で、美容師としての成長には欠かせないチャンスとなっています。


ここに関しては皆まで言う必要はありませんね。


サロンワークで得られないもの

では、サロンワークというリアルな体験以外で得られないものはなんでしょうか?


それは「サロンワークにない経験をする」機会です。

自身の枠にはない経験をすることは、提供する価値の引き出しをより広げることができます。

世界一の接客を経験したことがない人が世界一の接客を提供することはできませんよね?

大袈裟な例ですが、要するに外に出て多くの経験をすることで自分が持っていない引き出しを新たに作ることができると言うことです。


身近なところでも様々な経験をすることができます。

コンビニの店員さん、電車で妊婦さんに席を譲ってる若者、ティッシュ配りのお姉さん…。

サロンワークの外には多くの経験がそこら中に落ちています。

特に長期休暇を取得する場合は普段の生活圏から離れ、非日常を味わうことも多いでしょう。

日常では感じることのできない体験をすることができるチャンスなんですね。


サロンワーク「外」経験のススメ

 女優の石田ゆり子さんが、以前『アナザースカイ』で言ってたフレーズですが、

 「お金って紙だから、紙がいっぱい残ってるか、経験があるか。(自分は)経験に換えていきたい」と持論を語っているシーンがありました。

解釈は様々ですが、お金の価値を何に変換するかと言う点で私にはとても響くものがありました。

とても好きなフレーズです。


似たような内容で細かく解説しているものに、「お金と幸福の関係」を長年研究しているコーネル大学の心理学教授、トーマス・ギロヴィッチ氏はこう結論づけています。

私たちはなにかの「物」を購入するよりも、旅行やコンサート、美術鑑賞といった「経験」にお金を支出する方がより多くの幸福を得られる

これは「消費のパラドックス」と言われる私たちに備わっているある種の適応能力にあります。

例えば新しいiPhoneを購入しても翌年に新たなiPhoneが出たら買いたくなりますよね?

「物」は手に入れた瞬間から少しずつ自分の中で価値が薄れ、さらに違うものが欲しくなる。

そして消費のパラドックは繰り返しおこるため、物に対する欲望を満たし続けるには物を手に入れ続けなければならないのです。


一方で、経験は、この先も繰り返し語っていけるような、私たちの人生の思い出になります。

その経験から得たことは私たちのアイデンティティの根深い一部となります。

さまざまな経験をすることで、サロンワークたけては得ることのできない自身を形成する貴重な機会になります。

経験が美容師像になる

ここでお伝えしたいことは、あなたが経験をしてきたこと全てが織り混ざって「あなた」と言う美容師像を形成していると言うことです。

つまり、長期休暇の有意義な使い方は普段では出来ない経験をして自分の価値観を広げるために使用するのが望ましいと言えます。

その経験はきっと価値を提供する上で大きな財産になるに違いありません。

回りくどい言い方をせずにわかりやすく言うと「引きこもってスマホばかりいじってないで外の世界出てみたらいい」ということですね笑


まとめ

いかがでしたでしょうか?

そもそも美容師は長期休暇がまだまだ取得しにくい職業ですが、有給取得が可能ならまとめて数日とってみるのもいいかもしれません。

コロナ禍でまだまだ遠出がしにくい世の中で、外出そのものを控えなければならない状況ではありますが、工夫次第で非日常を味わうことは可能です。

ただ漫然と過ごすことも大事ですが、少しでもあなたの琴線に触れるような経験が出来ることで、より良い美容師生活が送れることを祈ってます。

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