美容師で辛かったこと?先輩たちの暗黒期

答えて!先輩美容師

美容学生さんからいただいた質問に先輩美容師たちが「ああでもない、こうでもない」と答えていく企画

答えて!先輩美容師

早くも第3弾となりました。


TOOL MAGAZINE編集長のくらたです。

くらたって誰?」そんな方のために自己紹介作りました。

TOOL MAGAZINEってなに?という方はこちらをご覧ください。


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今回の登場人物

編集長、最近ライバーになった。

ただのフリーランス 

働く女性の未来を一緒に考える♡ママ美容師#たえみとして発信中!

「美容×発酵食品」体心頭を整える美容師

サロン経営者、今回メンバー最年長


以上のメンバーでわいわい話していきます!

皆10年オーバーのキャリアを持つ先輩美容師たち、どんな話が飛び出るでしょうか?


そして「答えて!先輩美容師」第二弾、まず最初のテーマはこちら。


(美容師をしていて)苦しかったこと、辛かったこと


今回も盛りだくさんの内容となっています!

それでは早速始めていきましょう。


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(美容師をしていて)苦しかったこと、辛かったこと

座談会のトークを記事にしました!

10年以上のキャリアがある美容師たちが経験してきた苦悩はどんなことがあったでしょう?


どんな時が苦しかった?

今回もまた多くの方にお集まりいただき大変嬉しいです。

早速ですが最初のテーマからお話ししていきましょう。

少なくとも美容師をしている以上アシスタントの期間を経験されてると思うのですが…

そのあたりの時期で苦しかったことや辛かったことはありましたか?

アシスタント時期に限らず美容師はみんな苦しみの上に立ってますよねぇ…笑

一番苦しかったことってなんだろう?

僕は基本的に常に『辞めたい!』と思いながらアシスタントの期間を過ごしてました。

しんどかったですもん…笑

ピンポイントでどうこうっていうよりもアシスタント期間そのものがもつらかったですね

よく続いたな僕。

あえてピンポイントでっていうならば僕は入社2年目の時ですかね

主な原因は人間関係でした。上下関係が厳しい先輩からしょっちゅう干されたりしたのはキツかったですね…。

多分僕らの世代はまだ「歩くだけで怒られる」様な時代でしたよね。

ご飯食べてても怒られるからトイレで食べたりしてましたよ笑


ここでまもさん登場


すっごい通知くるー!楽しそうー!

僕にも話させてくださーい!

久しぶりですー!!!是非是非お願いしますー!

*初参戦、TOOLMAGAZINEのライターやってくれてます、ちなみに一番PV数が高い記事持ってる人。


アシスタントの初期の頃の話ですけど、大体皆シャンプーから教わるじゃないですか?

基本的に先輩から教わりますよね?

そうですね。

その際に前日の夜に先輩にお願いしに行くんですよ。

「明日○時から練習見てもらってもいいですか」って

大体返しが「えぇ…やるの?」みたいなところからはじまるんです…。

結果的には見てくれるんですけど、すんなりいかないあの感じ。

そういった先輩とのコミュニケーションが一番最初の辛いことだったかなと思いますね。

なんでそういう感じに言っちゃうんですかね、俺だったら絶対やらないとかと思っちゃうけどなあ。

体育会系ならではの風潮なのかもしれませんね。

体育会系ってのは確かにすごいありましたよね。

…今はもしかしたらあまりないのかもですが。


僕の場合は手荒れでしたね。

もうなくなっちゃたんですけど渋谷の美馬皮膚科って所に先輩の紹介で通ってたんですよ。

病院に行きたくなくて結構ギリギリまで我慢して行ったら開口一番

何でこんなになるまで我慢してたんだ!

ってめちゃくちゃ怒られました。

手首から上はもう全部ボロボロになってて自分の髪洗うのが一番つらかったですね。

サロンワーク中は集中してるからいいんですけれども仕事終わって集中切れた瞬間に手のことしか意識行かなくなっちゃって。

そのくせお酒飲むのが好きで飲んじゃうから…w

もう悪循環ですよね。

いや、それは辛い!手荒れはシャンプーをすることが多かったアシスタント時代の大きな悩みの種でしたね。

とは言え、入社当時は「手が荒れてる先輩美容師」って職人感あってめちゃくちゃ憧れあったな…。

手荒れは予防するに越したことはないです。皆さんも気をつけてくださいね!

職人感の憧れで言えば、僕は爪が黒い美容師さんでしたね。

ちょっと女子はいやですけどねw

私はなるべく汚れないように気をつけてましたよ

でも手が汚れてないと先輩に怒られてました「仕事してないじゃん」って。

職人感に憧れはありますよね〜。

でも今そんなこと言ったらパワハラになっちゃうのかな?


先輩とのコミュニケーション手荒れは全世代共通の悩みですよね。

社会人になりたて、美容師になりたてのギャップを体や心が感じる部分になるのかもしれません。

最初の壁ですが、この辺りはイメージつきやすいのではないでしょうか?


今の若者世代だからこその悩み

ボクらの時代ではいわゆる『体育会系の時代』でしたよね。

今回のメンバーは大なり小なり経験してきたはずなので「あったよねー!!」は他にもたくさん出そうですね

お酒飲みながら話すのには最適ですが…w

取材ということで少し質問の方向を変えてみようかと思います。

今の学生さんや若者に送ると考えて…そうだな。

今の世代ならではの辛さや苦しさってどんなことが考えられるでしょう?



憶測になりますが…。広い視野で仕事しなきゃいけないのがすごく大変だと思うんですよね。

どういうことかっていうと、アシスタント業務って色んなことやらなきゃいけないじゃないですか。

バックルームの仕事もしなきゃいけないし、フロアの仕事もしなきゃいけない…当たり前ですけど。

どれもこれも「一生懸命やらなきゃ!」と思ってる子たちが多いような気がするんです。

すごく真面目な子が多いイメージだから、きっと適当に済ますことができないんですよ。

結果、今何をやらなきゃいけないかっていう判断に悩む子が多いのかな?と思ってます。

世界観がしっかりあるっていうのかな?20代前半で自分をしっかり持ってるってすごい。

反面として、自分のペースを乱されるのが苦手な子が多い印象はあるかもしれません。

思ったようにいかないギャップに悩む子は確かに多いんじゃないかと思います。

初期って試行回数が少ないのでそもそも臨機応変に対応するっていうは難しいですよね。

求められる臨機応変に応えるって簡単じゃないですよね。

芯はブラさずに、柔軟になれるといいですね。


亮平さんはいかがですか?

フリーランスの方も近年は新卒からスタートする子も多いと聴きますが、そのあたりいかがでしょう?

はい! 自分がその年齢の時に比べるとしっかりしてる子達が多いなーって思います。

フリーランスっていうこともあって、一人一人独立しているという覚悟を持っているのもあるんでしょうけど

あとはすごくピュアな子が多い気がします。

ピュア!勝手な印象ですが癖の強い人が多いのかなって勝手に思ってしまってましたw

ちょっと先輩目線になっちゃうんですけど、できないことは確かにまだまだあるんですキャリアが少ない分しかないので

確かに癖が強いとかってイメージはあるかもですが、意外とアドバイス素直に聞き入れる子は多いですね。

僕は結構歯向かうっていた方なので …思い出すと当時の先輩にすごく申し訳ない気持ちでいっぱいになりますw


この辺りは直接若手美容師さんに聞きたい部分ではありますね。

新しい企画やろうかな…。

アンダー30の美容師さんで取材受けてくれる人います??


女性ならではの悩みは

今までの体験談は比較的男女共通みたいな内容ですが、女性ならではの悩みみたいなのってありましたか?

今日は女性もいるのでせっかくなので聞いてみたいです!


私だったら同期の子に一緒に習ってた技術を先に越されてたらスッゲー悔しかったです。

でも「おめでとう」っていわなきゃいけないみたいな、そういう微妙な空気感に『モヤる(モヤっとする)』ことはありましたね。

モヤるw

男性もありそうだけどなー。

女子ならではならの部分はそういった場面で「表情に出るか出ないか」があるんですよね。

男性同士だったらもうちょっとスッキリしてる感じあるじゃないですか

その辺りの同性ならではのやりにくさは感じることはありましたね。


あとは、お客様と可愛く喋れないとかはありました。

それは女性ならではだ。

キャラ作りができないってことですか?

自分らしさ出てて素敵じゃないですか!

そう、キャラ作り!

同期の子みたいに可愛くお客様としゃべれないし、先輩にも可愛がられないしみたいなのは女性ならでは悩みだったかも。

同性の同期と比べるは、女子ならではですね。

可愛がられてていいなあとかめっちゃ思ってましたもん

そういや僕、可愛がられた記憶がないな

へ、ヘイスさん…!

上手く接客できないのは若手の時の悩みあるあるかもしれないですね。

僕はすごい人見知りだったのでなおさらでしたよ。

お客様っていっちゃえば知らない人じゃないですか、お客様に対して壁を作らなように話すって僕からしたら拷問に近いものでしたよ。

人見知りとはあまり縁がないなー。

今はもうないですけどね!勝手に矯正されていきました!

女性ならではの観点はコミュニケーションに愛嬌みたいなものが「あるなし」の悩みや女性スタッフ同士の関係性の難しさみたいなことは出てくるのかもしれませんね。


女性主催のグループトークに潜入してこの辺りの調査をしてきますね。

実際にこんなデータもあったので載せておきます

現在の職場において戸惑っていることや困っていることを聞いたところ、男女ともに「覚える内容の多さ」(男性37.1%、女性36.6%)が最多回答となった。次いで、男性は「仕事量の多さ」(28.2%)、「食事や睡眠といった日常生活の変化」(26.0%)と続いたのに対し、女性は「上司とのコミュニケーション」(33.7%)、「先輩とのコミュニケーション」(30.2%)と続いたことから、男性は「業務量」、女性は「コミュニケーション」に悩んでいることが伺えた。

マイナビニュース/https://news.mynavi.jp/article/20190529-833029/

悩みの上位にランクするカテゴリが男女で違うのは非常に興味深いですね。


苦しいや辛いとどう向き合うか(体育会系解決法)

そもそも今回の質問の意図ってなんなんでしょう?

うーん、難しい!

あらかじめ超えなきゃいけないハードルがどこに存在してるかっても知っておきたいんじゃないかなと解釈してます。

苦しいとか辛いとかの初期のギャップになりうる可能性みたいなの知っておきたいのかなと

そういうのに備えておきたいっていう考え今っぽいですねー。

情報のキャッチの能力が高いっていうのかな?

レビュー見ておくみたいな行為に近いのかな?

そう考えるとこのトークはめちゃくちゃ鮮度の高いレビューですよね。

なんせみんなの実体験ですし。

そういった面で効率いいなって思いますし、ボクらの時代にそんな効率なかったですもんねー。

そのぶんチャレンジしづらい環境でもあるのかなとも思います。安易に失敗できないっていうのかな?

失敗って絶対にしたほうがいいじゃないですか特に若いうちに、悔しい思いをポジティブに変換するってすごい大事で、

その先にはちゃんとあるってのを僕ら先輩が見せてあげる必要があるのかな。

職人業ならではの部分もありますよね、苦しい辛いを通り超えないで一人前の職人になるって不可能に近いことなんじゃないかと思ってます。

事実それを通り超えてきた世代の意見なので…古い考えかもしれませんけどね。

苦しいことを避けないでしてほしい、それって絶対必要なことだから。

でかければでかいほど君が成長できているということを伝えてあげたいし理解をして欲しいなって思います。

そういう経験値の方が絶対得だと思う、「ビビんない方がいいよ」ってことかな。

うーん、体育会系な感じに寄っちゃうな。

失敗してきたことは振り返れば絶対に得なりますからね。

それに経験したことを先輩に「こんなっちゃったんですけど〜」アドバイスもらいにいければ、コミュニケーションのきっかけにもなれると思うしね。

特に今飲みにケーションができないじゃないですか。必要ないかもだけど、コロナ禍でなおさら会話がないと仲良くできないと思うし、仕事外でのコミュニケーションの時間ってすごい大事だと思う

同じ釜の飯っていうのかな…

そういうやりとりって絆深まりますもんね。


約させてもらうと、「経験をすること」を辛いや苦しいと捉えてしまいがちだけども、その先に何があるかってのも僕たち先輩がいかに見せてあげれて、乗り越えるきっかけになってくれるっていうことが大事なこと。

中途半端で辞めてしまったら結局苦しいこと苦しいままで終わっちゃうので…。

今ここにいる皆さんが過去の辛いことを笑い話のようにしてくれてるのって続けているからこそ。

もし美容師をやっていなければただの若い頃の暗黒期で終わってしまってるはずです。

目の前の瞬間って確かに辛くて逃げ出しちゃう瞬間でたくさんあったと思うんですけれども。乗り越えた先にどうなるのかっていうのも夢とか野望とか持ってさえいれば辛いよりも「経験できてる」になるはず。

…いずれにせよ体育会系な感じは拭えませんね

それが本質じゃないですか、結局続けなきゃわからない。

その乗り越えるためにそれらのマインドセットを持ち合わせてる必要があるってのは最大の場合アドバイスじゃないですか。

乗り越えた人たちのアドバイスは結局そこに行き着くのかな。

ならではな意見が出ましたね。

もしかしたら学生たちは拒否反応起こしている人もいるかもしれません。

ただ、この過程を通って「こなくそっ!」となりながらやってきた世代ということだけでも理科してもらえると嬉しいです。

とはいえ、これだけで終わってしまってはおじさんたちの小言集になってしまうので、別の角度からの向き合い方も聞いてみました。

苦しいの向き合い方(逃げ道も必要)

体育会系以外のお考えお持ちの方はいます?

このままだと余計プレッシャーになっちゃいそうでw

私の考え方ですが…開き直りも必要だと思ってます、ちゃんと転んでおくっていうのかな?

苦しんだからオッケーとかではなく、その感情を受け止めて乗り越えた過程まで含めて自分の中で消化していくことがクリエイティブで一番楽しい人生の過ごし方なんじゃないかって。

辛いや苦しいの感情に飲み込まれて立ち止まるより「そういう感情に今自分が立って乗り越えた・乗り越えてる最中」ってことを外に開示することで応援されたり可愛がられたりするんじゃないかなと思います。

自分をオープンにしてコミュニケーションが取れるって美容師の最大の楽しみだと思うんですよね。

苦しみのみに焦点当てるんじゃなくまた別の形に昇華してくってのも大事なことだと思います。

ネタにしちゃう、みたいな感覚なんでしょうかね?

でもすごくいい!

私めちゃくちゃネガティブですごい後ろ向きな人だったんです。

へこみ切ったあと「どうせすぐにへこむんだからまあいっか」って開き直って感じで諦めみたいなのも持ったことで前に進めたのもあるかもしれないです。

そういうやつがいるってのも知っておいてほしいかなって思います。

その視点持つのめちゃくちゃ大事ですよね。

じゃあ僕からももう一つだけ。

ちゃんと自分の中で逃げる場所を持っておいて欲しいですね、逃げは全然悪ことじゃない。

細く長くじゃないですが、続けていくための考え方になります。

全力でぶつかり続けたら心が体を必ず壊すんですよ、そう言った人を多くみてきたのでこれは間違いない。

そうならないために、自分の中に避難所みたいなものを作っておけるといいです。

どうしようもなくなった時に取れずここに逃げればいいみたいな場所があると気が楽になるかも。

僕は行きつけの飲み屋でしたが、毎日死ぬほど怒られていたのでほぼ毎晩飲みに行ってましたよ。

くらたさんの毎晩飲み歩いてたのがいいか悪いかは別として…

捌け口作るのも大事ですよね、苦しい時って気持ちが内に内に行っちゃうからどんどんネガティブになっちゃう

そのサイクルから一旦離脱できる場所は必要ですよね。

そういう時って視界が数センチ先しか見えなくなっちゃう。

霧がかかりすぎて視界が全くなくなっちゃう状態になっちゃうもんね。

霧が晴れるまで落ち着けるところがあるのはいいですよね


まだまだ座談会は続きます…。

ボリュームが多いので一旦区切らせてくださいね。


まとめ

いかがでしたでしょうか?

辛いことや苦しいことは美容師に限らず必ず訪れます

あらかじめ把握しておくことはもちろん、直面した際どう消化して自分のものにするかを考えることもそうですし、どうやって逃げるかを考えるのも大切ですね。

この座談会が皆様の糧になることを祈っています!


過去の記事はこちらからどうぞ

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