美容師が知るべき本当の「美容学生のリアル」

美容学生のリアル

初ての方ははじめまして、くらた編集長と申します。

何者かは是非こちらをご覧ください。

私は「TOOL MAGAZINE」というWEBマガジンの運営している美容師です。

サロンワークをメインにしながらマガジンの執筆活動などをしています。


TOOL MAGAZINEは「美容師の魅力と働き方を発信」コンセプトのWEBマガジンです。

様々な環境下にいる美容に携わる方々による、経験談やアドバイスが記事が集まっています。

そんな中で私も同様に、経験してきたことを踏まえ記事にしています。


今年は様々な美容学校にお邪魔して美容学生を対象に取材をする新企画をスタートさせました。

その名も「美容学生のリアル」というシリーズ。

ご協力いただける専門学校へお伺いし、多くの学生さんを取材をさせてもらいました。


今回の記事はそんな私の一年の活動の軸であった「美容学生のリアル」総集編。

学生が何を考え、どんな思考を持っているのか?私が実際に取材してきたことを踏まえてお伝えをします。


結論からお伝えすると、皆さんがイメージしている美容学生は勝手に作り出したものです

私自身学生に対してイメージを作っていましたが実態は全く違いました。

今回は本当の美容学生のリアルを紐解いていこうと思います。


今回の記事は大きく3部構成です。

  1. 就職活動について
  2. 学校生活について
  3. 美容師像について

この記事は「最近の若者はこうだよね」というおじさん世代の思いを伝えるための記事ではありません

美容学生のリアルな想いを知ることで受け入れを考えているサロン側の心構えや実際の制度を変えるきっかけにして欲しいのです。


彼らの想いを理解することは様々な世代が働くサロンにとっては大きな財産となるはずです。

また、今回の記事はただの取材人としての結果報告だけではありません。

社内で人事部として活動している側面の私の見解や取材から受けた若手育成やリクルートに関するサロン様へのアドバイス内容も含まれています。

各サロンが抱えるリクルートや教育面でも必ず役に立つ記事となっています


最後まで読んでくださった方には私が作成したリクルート活動についてのガイドラインの資料をプレゼントしています。

私が社内でのリクルート活動をする上での基本行動や考え方をまとめた資料となっていますので合わせて是非ご覧ください。


そもそも何故取材に行くことになったのか

本題に行く前に、本取材企画に至ったきっかけからお伝えしていきます。

ご存知ない方からしたらなんでこんなことやってるのか、わけわからないですもんね笑

ご興味のある方はぜひこちらの章をお読みください。


当初の目的はこのマガジン、TOOL MAGAZINEの書籍化が目的でした。

様々な視点の記事が集まるこのマガジン。

ライターの世代(30~40代)だけの発信では偏りが出てしまいます。

それならば「これから美容業界に参入してくる若者にも直接話を聞きにいこう!」と思ったのが始まりです。

経緯について詳しくはこちらをご覧ください。

今年は美容専門学校を介して美容学生さんの生の声を聞く企画、その名も「美容学生のリアル」をメインにTOOL MAGAZINE内での活動をしてきました。

多くの学生さんの学校内外の活動、学校の特色、内定サロンとの出会い、SNSとの向き合い方、美容師になることの期待や不安…。

本当に多くの声をいただくことができました。


美容学生のリアル」ご覧になっていない方は、併せてこちらのシリーズもお読みください。

取材をしていくうちに、学生たちの純粋な想いや熱量をなんとか美容業界に広めることはできないかと考えるようにになりました。

「書籍化だけではもったいない」と思ったのです。

こんなに素敵な夢を持っている若者たちが美容業界にやってくるのに志半ばで美容の道を諦めてしまう。

離職率の原因は、受け入れる側である美容業界が本人たちのことを知らなすぎるからではないかと思ったのです。

私は決して離職率を減らしたいわけではありません。

本気でやりたい人が本気でやれる環境を作るために、そしてお互いが「よく分からない」で相容れなくなってしまう現状を打破することが必要ではないかと感じました。

結果、私の使命は「美容業界と美容学校の架け橋になること」になったのです。

当初の目的とは大幅に変わりましたが、私はこの役割を担うためにやっていくと決めました。


また、美容メディアによる美容学生の取材は多数あると思います。

ですが”美容師が美容学生を取材する”というのはあまり聞いたことないのではないでしょうか。

私は編集長と名乗りつつも、あくまで普通のサロンワークをする美容師の一人です。

そんなただの美容師がこれから参入してくる美容学生を取材するなんて普通やらないですものね。

ディーラーでもなく、メーカーでもなく、メディアでもないただの美容師が。

そんな人間がいても面白いじゃないですか。


以前取材させていただいた国際文化理容美容専門学校様では新たな美容師像として記事として取り上げてもらったりもしました。



というわけで、美容師としては多分誰も経験してこなかったであろう経験をしてきた今回の記事

長々と前置きを記述してきましたがこれくらいにして、早速取材の本題についての内容に触れていきましょう。

拙い文章で読みにくい点があるかと思いますが最後までお付き合いください。



就職活動に関して

近年の就職活動のスタイルは数年前に比べ、大きく変化をしています。

主に「SNS」による影響を受けており、学生の琴線に触れるポイントは常に変化しています。

リクルートに関して彼らの行動原理を知ることはとても大きな武器になると思います。

まずは、学生がどのように就職活動をしているかをみていきましょう。


SNSがメイン

ご存知の通り、現在多くの学生さんたちはSNSを利用しています。

特にInstagramを利用した就職活動のスタイルが圧倒的上位を占めています。

取材の中でもほとんどの学生がInstagramを利用した就職活動を行なっていました。

実際の方法については御述しますが、SNSを介さない就職活動はないと言っていいほどです。

特に視覚的な情報が多いInstagramはサロンやスタッフの雰囲気から得意とする技術まで、テキストでは伝えきれない内容を受け取るのに非常に適しています。


データによると就職先を探す手段は以下が上位に来るようです。

1位 Instagram
2位 学校の求人情報
3位 サロンHP
4位 先生方のアドバイス
5位 求人情報サイト

このようにInstagramによる検索が最も多い検索方法となっています。

皆さんもご存知の方も多いのではないでしょうか。

「初めて知った」という方は是非この機会に覚えておいてください。


リクルートをしたいとお考えのサロンさんはInstagramのアカウントを持つことが最低条件となります。

運用に関しては得手不得手、求人をする目標人数等でSNSとの付き合い方はするかと思いますが、ここは必須条件です。

必ずと言っていいほど学生は興味のあるサロンのアカウントをチェックしています。

発信をしていないのはあなたのサロンは存在していないのと一緒でせっかくの出会いのチャンスを失ってしまいます。


Instagramが主流となったことで学生が入社したいサロンに対し、明確なイメージを持って探すようになりました。

情報収集がしやすくなった今では、一つのきっかけから芋づる式に様々な情報が手に入れられるようになったのです。

一枚の投稿から所属スタッフ、HP、募集要項、外部活動まで。

それらの情報に嘘がなければ大体のサロンのことはわかってしまえるようになりました。

結果的にサロンに関する情報量が昔に比べ圧倒的に増えたわけです。

対照的にわからない要素が昔に比べて激減しました。

多くの情報を受け取ることにより自信が働く場所のイメージをより鮮明に持つことができる学生が増え、サロンに対して求人の集まり方に偏りが生まれるようになりました。


SNSで就職活動をする文化がまだなかった頃と比較してみると

多くの美容学生は給与や福利厚生、立地、スタイリストになるまでの年数を重視する方がほとんどでした。
つまりサロンで働く上での条件です。

これ以外に情報が載っておらず、詳しく知るためには直接足を運び聞きに行くしかなかったからです。

つまり、条件以外の比較対象が存在しなかったのが原因です。


もう少し当時のことを掘り下げてみましょう。

条件以外、唯一の比較対象がブランドによる知名度の差です。

業界紙や一般紙に掲載される、メディアの露出が多いなど就職活動を意識せずとも美容学生に名前が届く、これが当時のブランドの強さでした。


結果、SNSが主流になったことにより、学生の求める条件が自身が求めるサロンで働く姿や人間関係取得したいと技術があるかがサロンを探す上での基準へと変化してきました。

もちろん現在でもいわゆる「ブランド志向」を求めた学生の就職活動方法は存在しますが上記の変化は現代ならではの大きな変化となったように感じます。


付け加えて、学生は気になったサロンに対して施術来店をします。

実際に足を運んで「空気感や雰囲気」などの肌で感じるものを確かめに行くようです。

サロンの雰囲気や担当スタイリストの対応、スタッフ同士のやりとりなど…SNSではキャッチしきれない情報をキャッチしにいくことを目的としています。

当然、入社を検討しているサロンですから、お客様の視点以上に細部まで注意をして観察をしています。

施術来店で満足、共感ができるかどうかが第一関門になっています。

就職説明会やサロンガイダンスなども参加はしますが、こちらのようなイベントは興味を持ったサロンの深掘りをするための機会と捉えているようです。


※ここからは有料版となります。

さらに詳しく勉強したい方はぜひお読みください。
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