こんにちは!
都内のシェアサロンにてフリーランス美容師をやっております『りょうへい』と申します。
前回うちの愛ネッコPOPOI単品で勝負したところ、思いの外華麗にスルーされてしまったのでいつも通りに戻しました。
この辺もトライアンドエラーを繰り返していきますのでよろしくお願いします!笑
そんな僕は郊外にある地域密着型サロンで社員として9年、同サロンにて業務委託として3年。
現在面貸し2年目のフリーランス5年生。
この美容ツイサロマガジンでは自身の現在進行形な経験を生かして、[カトゥーン日記]と題しリアルなフリーランス美容師のあんなことやこんなこと、『えっ、そんなこと言っちゃっていいの?』的なことを発信していけたらいいなと思っております。
暖かい目で見守ってください。笑
第6回目の今回は、
『シェアサロンて何?』
についてお話しさせていただきたいと思います!
今回の記事はこんな方にオススメです。
- シェアサロンで働いてみたい方
- 独立志向のある方
- フリーランス美容師×◯◯として活動していきたい方
ドラゴンボールを7つ集めると出てくるシェンロンのお話ではおりません。
先にお伝えしておきますが今回は神回です。
・・・
嘘です。
いつものようにユルッユルでいきますので最後までお付き合いください!笑
フリーランス美容師が集まるシェアサロンとは?
第6回目となる今回のカトゥーン日記。
ブログの冒頭で”〜シェアサロンにて美容師を〜”と散々いっておりましたが、、、
『ちょ待てよ!シェアサロンてなんだよ??ちょいマック!!』
と思っていた方もいらっしゃるかもしれません。
なので今回は僕が利用させてもらっている『シェアサロン』てものについて。
多くのサイトでいろんな説明をされてますが、難しいところはそちらにお任せします。
僕に難しいことはわかりませんので!笑
ここでは僕が普段利用している中で感じる”利用者の声”的な感じでお話ししていきたいと思います。
(35歳、一般男性の場合)←これでいきます。
シェアサロンは”シェア”をする”サロン”
最近増えてきているフリーランス美容師とともによく聞くワードになってきたかなと個人的に思うのですが、まだまだ知らない方もいらっしゃるシェアサロン。
簡単にいうと文字通りシェア(共有する)+サロン(美容室)
すでに出来ている美容室をシェアする、フリーランス美容師同士で共有することで独立開業するために多額の借金を背負う必要もなく、そして多額の家賃等の固定費を払う必要もありません。
毎月の利用料だけを払いながら小さいリスクでサクッと独立をすることができる。
全員が共同オーナーという感じでしょうか?
違うかもしれませんが僕はこんな認識だったりします。笑
これがシェンロン、、、
間違えました。
シェアサロンです。
シェアサロンと面貸しサロンの違い
ではシェアサロンが今みたいにできる以前、フリーランス美容師がよく利用していた『面貸しサロン』とは何が違うのか?
これってよく聞かれるのですが、
シェアサロン=『共有』
面貸しサロン=『占有』
と言うイメージを持っていただけると感謝感激雨あられ。
今でも当然そういった面貸しサロンはあると思うのですが、シェアサロンのように美容室の一角を共有するというよりは一つのセット面を不動産として借りて占有するという感じ、と思ってください。
『この席お〜れの!!ま〜きのっ!!』みたいな。
そこには当然、その美容室で正社員としてお勤めの美容師さんがいたり、パートの美容師さんがいたり、業務委託として会社からいた委託された美容師さんもいたり。
その人たちが使う席とは別に、その一角を面貸し美容師だけが使えるよう不動産として賃貸契約をする。
そんな感じかと思います。
まさに異種格闘技戦。
シェアサロンは同じ働き方をするフリーランス美容師だけが場所を占有することなく共有することで運営をしています。
セット面だけでなく、シャンプー台からバックルームまで。
当然自分のお客様のことだけ考えるのではなく、他のフリーランス美容師さんのお客様にも迷惑がかからないようお客様のケアのシェアもみんなで協力してサロンワークを行う。
この辺が面貸しサロンとの違いかなと思います。
フリーランス美容師が集まるシェアサロンのメリット・デメリット
シェアサロン利用する上でのメリットとデメリットについてお話ししてきます。
あくまでフリーランスのメリット・デメリットではなくシェアサロンに焦点を当てて。
ここでは最近多くあるシェアサロンのパターンに当てはめて、イチ利用者利用として感じてることをお話ししていきます!(35歳、一般男性の場合)
シェアサロンのメリット
ハサミ一本で独立できる
冗談抜きです。
本当です。
先にお話ししたように、出来上がった美容室をシェアするので基本全て揃ってます。
セット面はもちろんのこと、シャンプー台も当然、ドライヤーやタオル、アイロンやコテ、ワゴン、備え付けのシャンプー剤などなど。
ただし個人で使う美容道具(ブラシやらコームやらダッカールやら)は自身で用意します。
逆にこの辺は慣れたもの使いたいと思うので、むしろ自分の使いたいですよね。笑
あと薬剤関係は独立という形になるので当然自分で用意しますが、ここも逆を言えば自分が好きな商材を選んで使うことができるのでこだわった施術ができます。
シザーケースを腰に巻きつけて、夢と希望をポッケに詰め込んだ状態でシェアサロンの門を叩いてみましょう。
美容師以外の仕事の勉強ができる
フリーランスになると時間ができるからいろんなことができる、勉強ができる。
というののもありますが、ここでいうのはシェアサロンではそれが学べるチャンスがたくさんあるということです。
シェアサロンにはフリーランスの美容師しかいないので当然皆んな集客も自分でやることになります。
そうなってくるとInstagramやらblogやらyoutube、集客のツールとしてSNSをぶん回している猛者たちがこれでもかってくらいいるんですよね。
(ちなみに僕は切れ味がバターナイフ並みの「blog」という短刀一本で勝負してます。)
またそれとは別に、自信で会社を運営していたりブランドを立ち上げていたり、何か別の仕事をするためにフリーランスになってシェアサロンを使ってるという美容師さんもいるため、他業種の興味深い話がたくさん聞けるのも魅力的。
僕はフリーランス美容師になる前は、みんな異常なまでにお互いを威嚇しあってバチバチしているイメージでした。
「プイッっ!」、みたいな。笑
けど全然そんなことないんですよね。
もともと同じ志で集まったフリーランス同士、年齢やキャリアもバラバラですがそこはみんな同じフリーランスじゃん!仲良くしようよ!ていう感じをみんな持ってるんだろうなっていう。
今お借りしているシェアサロンに初めて見学に行った時、『同じ美容師なんですから!(ニコッ)』と言われた時は嬉しかったことを覚えています。
(決してかわいい若い女性の美容師さんだったからではないですよ?)
こういうマインドを持つ人たちの集まり、そして同じ境遇にいて共感し合える仲間が集まっていることがシェアサロンの醍醐味なのかなと思います。
美容の技術が学べる
技術というのはどのサロンでも当然学べることではあるんですが、シェアサロンに集まるフリーランス美容師さんは何か1つの技術に特化した美容師さんが多いので、見ているだけでもめちゃくちゃ勉強になります。
やはり特化しているだけあってみなさんめちゃくちゃ上手い。
フリーランスになるデメリットとして教育環境がなくなる、というのが挙げられますがそんなことはあまりないんじゃないかなぁと個人的には思います。
一昔前は技術を勉強するにはお金を払ってセミナーに行って、とかが多かったですが、今は自分の技術をオープンに解放している美容師さんがたくさんいます。
シンビヨウを買ってカットの仕方を勉強していた時代は何処へ。
今はインスタライブでカットの仕方やカラーの塗り方を教えてくれる時代です。
それだけ技術のシェアもオープンになってきています。
少し話は変わってしまいますが技術での差別化ではなくて個人のブランディングでの差別化になってきているため、いい意味でそこに固執しなくなってきてるんでしょうね。
この辺はまたいつか記事にまとめたいと思います!
ストレスを感じることがない
ストレスが本当にないです。
フリーランス美容師は好きな時間にサロンワークをして、好きな時間に遊びに行って、自由に自分の時間として使えるのがメリット。
これのことがストレスフリーとよく言われますが、一番ストレスを感じない要因はシェアサロンにはフリーランスの美容師しかいない、ということが大きいと思います。
これは僕がシェアサロンで働く前に業務委託として働いていたサロンでの話になるのですが、あくまでこういった一例もあるよ?という認識で読んでいただけたらと思います。
そのサロンは社員の美容師、面貸し美容師、パートの美容師、そして業務委託の僕カトゥーン。
この4種類の違った雇用形態の美容師が集まっていました。
まさに先ほどの異種格闘技戦状態。
やはりこうなってくると皆んなそれぞれお互いに対して色々不満が溜まってくるんですよね。
『なんであの人は好きな時に来て好きな時に帰るんだ!ちょ待てよ!』
『自分はこんだけやってるのになんであの人の方が給料が多いんだ!ちょ待てよ!』
僕も陰で言われてたでしょうし僕も他のスタッフに対して思うところはたくさんありました。
毎日毎日ストレスモリモリの生活。
当時そんなストレスをぶつけるためにやっていたことといえば、
毎日仕事帰りに家系ラーメン(替え玉)+餃子+ライス+瓶ビール×2。
これだけ毎日不摂生を浴び続けてもストレスで顔はやつれていくという。。。笑
もちろんこういう形態で運営されているサロンさんが全てこうというわけではありません!
うまくやっているサロンさんはもちろんたくさんあります!
シェアサロンにはフリーランスっていう同じ境遇の人たちしかいないし、それぞれがそれぞれなので、いい意味でお互い干渉為合わない。
この環境下がストレスを生まない要因なのかなと思います。
皆んな仲がいい(気がする)
前にもお話ししたように皆んな仲がいい。
僕がいる環境が特にそうなのかもしれませんが、すごく思います。
シェアサロンにはいろんな年代、経験値や経歴、作るスタイルやテイストの違う美容師さんが集まっているのですが仲がいい、気がします。
これは同じ美容師としてお互いが認め合っているからなんだと思うんですよね。
色々な意見はあると思いますが、美容師を上手にやっていく環境としては今の時代にあってきているんじゃないかな?と思います。
シェアサロンのデメリット
”シェア=共有”なので好き勝手はできない。
これはデメリットというわけではないのですが、フリーランスで自由といっても皆んなでシェアをしているのでハウスルール的なものは当然あります。
シェアハウスだってシェアオフィスだって当然これらは存在します。
もうこれが嫌なら正直ほんとに自分の店を出すしかないですよね笑
シェアサロンは上下関係がない分みんなが横一線なので、全員でルールを作って皆んなで守ろうよっていう感じが結構楽しかったります。
フリーランスのデメリットは色々ありますが、シェアサロンのデメリットっていうと本当にこのくらいかなぁと思います。
(フリーランス美容師のデメリットはこちらをご覧ください。)
まとめ
色々書いてきましたが最後シェアサロンとはこういうところ!って感じでまとめていきます!
- シェアサロンは美容室をシェア=共有するということ
- 低リスクで独立ができる
- フリーランス美容師同士が高め合って活躍できる場
最後急にざっくりとしたまとめになってしまいましたことをお許しください。笑
この記事を見てちょっとでもシェアサロンてこんなとこか〜!とイメージが湧いてもらえれば最高です!
そして最後に1つ嘘をついてしまったことをお詫びをさせてください。
ストレスフリーな今でも家系ラーメン(替え玉)+餃子+ライス+瓶ビール×2は定期的にくらってます。
『ちょ待てよ!ちょいマック!ストレス関係ないやん!』と思った方。
大正解、ただ好きなんです。笑
では今回はこの辺で!
(今回の登場人物・・・35歳一般男性、シェンロン、木村◯哉さん、おばた◯お兄さん・・・以上)
青山にあるシェサロンで活動するフリーランス美容師。 ブログという文字のコンテンツを使って美容師の可能性、更にはフリーランスの可能性を伝えたいきたいです。 男性のお悩み解決ブログも運営しておりますので良かったら是非!
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