美容ツイサロマガジンをご覧の皆さんこんにちわ!
都内のシェアサロンにてフリーランス美容師をやっております『りょうへい』と申します。
そんな僕は郊外にある地域密着型サロンで社員として9年、同サロンにて業務委託として3年。
現在面貸し2年目のフリーランス美容師5年生。
ちなみに愛ネコであるポポイは7歳。
この美容ツイサロマガジンでは自身の現在進行形な経験を生かして、[カトゥーン日記]と題しリアルなフリーランス美容師のあんなことやこんなこと、『えっ、そんなこと言っちゃっていいの?』的なことを発信していけたらいいなと思っております。
自己中発信な内容もあるかもしれませんが暖かい目で見守ってください。笑
第8回目、末広がりな今回は、
『マンツーマンによる施術』
についてお話ししていきたいと思います。
今回の記事はこんな方にオススメ。
- フリーランスはマンツーマン施術ができるからいい
- フリーランスになって責任のある仕事がしたい
- フリーランスになって人に任せる仕事をしたくない
マンツーマンでの施術をする、というコトの本当の意味。
僕個人の見解にはなりますが、偏った考えをお持ちの場合少し危険かもしれません。
現在フリーランスとして活動されている美容師さんだけでなく全美容師さんに共感していただけると全加藤が震撼、猛照です。
それではいってみましょう!!
フリーランスの特徴であるマンツーマン施術
フリーランス美容師のメリットでもあるマンツーマンによるお客様対応。
お客様のお出迎えからお見送りまで。
カットはもちろんシャンプーやドライ、カラー塗布やワインドにフィニッシングまで。
一般的なサロンにおいてユニットを組んでアシスタントに任せる仕事を全て担当させていただく。
『全て自分が納得のいく技術を提供しお客様に価値を感じていただくことができる。』
ということ。
ここまではGoogleで調べればいろんな方が素敵に書いてくれてます。
確かにこれが一つのメリットであり、こんな働きがしたいからとフリーランスに転向する美容師さんも多いと思います。
・・・
でも本当にこれだけが正解なのでしょうか?
マンツーマンで施術する事でお客まさの満足度が上がる?
『マンツーマンだと自分の納得する技術を提供することができるから最高!』
ではなぜ自分の納得できる技術を提供したいと思うのか?
SNSにバチバチにイケてる写真を投稿していっぱいイイねが欲しい?
違いますよね?
お客様に喜んでいただきたい。
これ一択に尽きると思います。
というかそもそもこの理由でないなら『ちょ、待てよ!』です。
(アマゾンプライムでマスカレードホテル見たばかりなので脳内絶賛キムタク祭りです)
技術は勿論大事ですし、かっこよく、可愛く、素敵に仕上げることは大前提です。
でも、ちょ待てよ!!
すいません、僕の中のキムタクが溢れました。
もしその技術面・施術面にだけに関して、
「完璧なものを追求して、お客様に喜んでもらえる!フゥッフゥ〜〜!!」
と考えているのであればそんなあなたは黄色信号、少し危険かもしれません。
言ってしまえばこの状態は『ただ自分の満足度を上げているだけ』になっています。
自己&満足
そう、自己満足。
お客様の満足度はもしかしたら上がってないかもしれません。
新規でご来店いただいたお客様に関して、入り口はその技術に価値を感じていらしてくださるかもしれませんが、
『もう一度来てもらいたい!』
『ずっと通っていただきたい!』
『ForeverLove!エーーーックス!!』
こう思うなら、マンツーマン施術においてそこだけに注目していてはダメです。
マンツーマン施術の本質
現在スタイリストとして活躍されている美容師さんは、アシスタント時代というものを経て現在に至るかと思います。
アシスタント期間が1〜2年目の人もいれば僕のようにマルマル6年、もしくはモリモリそれ以上の年数をかけてデビューした人もいるかもしれません。
そうマルマルモリモリ♬
僕がアシスタント時代、アシスタントとして大事なこととして教わったことにこんなことがあります。
『スタイリストの留守を守ること』
これはどういうことかというと、スタイリストに変わって施術をするだけではなく、それ以上に大事なことはスタリストが見えてないところを細やかな部分までお客様のフォローに回る、ケアをするということなんです。
例えば、、、
雑誌やお飲み物のお取替えだったり、放置中のちょっとした声かけや気遣い、相手にあわせた言葉選びや話す内容。
そしてお客様のちょっとした変化にアンテナをバリ3で常に張ること。
細かいポイントをあげるとキリがありませんが、お客様がサロンにいらっしゃる間、スタイリストの目の届かない部分に注視していかにお客様が居心地よく快適に過ごしていただけるかを一番に考える、ということなんです。
そして最終的にアシスタントからスタイリストにバトンタッチするときにどれだけ最高の空気づくりができているか。
あの時の空気感、達成感て結構ありませんか?
お客様笑ってくれてる、先輩スタイリストもよくやった!って顔してくれてる。
僕はあのチームプレーが大好きでした。
サロン勤めの醍醐味はハッピーな時間と空間をお客様とスタイリストとアシスタント、この3人で共有できることでもあると思います。
そしてこの役割と連携がしっかりと構築されていることでお客様の満足度につながり、ハッピーになって帰っていただける、そう思うんです。
少し話はそれてしまいましたが、この空気感を含めトータルで満足していただくために重要な役割を担うのがアシスタント、ということと教わりました。
フリーランス美容師は残念ながらこのチームプレーができません。
そう一匹ウルフなんです。
一人二役が必要なんです。
これを踏まえて改めてマンツーマン施術の本質というのは、完璧な技術を提供するということだけではなく、更にお客様がサロンにいる時間をいかに快適に過ごしていただくか。
技術だけではなく、その空間と時間をトータルプロデュースをするということがマンツーマンで施術をするということなんです。
フリーランス美容師こそアシスタントに徹する
一般的にサロン勤めをしているとアシスタント時代はスタイリストに変わって仕事をするという役割に徹することが多いと思います。
フリーランスはその逆で、技術の面だけではなく先程お話しした様にアシスタントの役割を率先してやっていく必要があります。
一人なので当然なのですが、技術ばかりに目を向けるのではなくフリーランスこそちょっとしたケアにより注力すべきだと思っています。
常にバリ3。
もはやバリ4。
技術に関しては極端な話できるはずです。
例えば社員としてサロンに勤務していた時、スタイリストとして技術をこなしている間でどれだけアシスタントが動いてくれていたか、ということを考えてみてください。
そしてその経験と行動はアシスタントをしていたことのある美容師さん全員に刷り込まれているはずです。
それを考えるとフリーランス美容師はサロンワークの仕方が大きく変わってきます。
まとめ〜マンツーマンで施術をするということ〜
マンツーマンでお客様を担当したい。
こう考えるのにはそれぞれ色んな理由があると思います。
『純粋に自分の技術の完璧にして提供したい。』
これはもちろん技術職として大事です。
が、
特にフリーランス美容師は自己満で終わってはダメです。
大前提はお客様に満足していただくということ。
自分の満足度がお客様にも伝わって共感していただけたらラッキーくらいがちょうどどいいバランスだと思います。
というかこれはフリーランスだろうが社員としてお勤めの方であろうが関係なく、なんなら美容師だけでサービスを提供している方においては皆さん同じことだと思います。
フリーランスになって新規は来るけどリピートにつながらないという美容師さん。
もしかしたらスタイリスト業務はできているけどアシスタントのマインドをどこかに置いてきているのかもしれません。
一人二役が大事です。
サロンに勤めているとアシスタントがカバーしてくれていたことを思い出してどんどん積極的にやていきましょう。
それがマンツーマンで施術をする、ということです。
こんなこと言ってる自分もまだまだなので今回のブログは自戒の意味も込めて書かせていただきました。
最後に一つ。
本当に意味でマンツーマンを極めたらフリーランス美容師として無敵です。
最後までお読みいただきありがとうございました!
また個人で男性お悩みブログもやっておりますのでこちらも是非!
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青山にあるシェサロンで活動するフリーランス美容師。 ブログという文字のコンテンツを使って美容師の可能性、更にはフリーランスの可能性を伝えたいきたいです。 男性のお悩み解決ブログも運営しておりますので良かったら是非!
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