フリーランス美容師のデメリット〜カトゥーン日記〜

アシスタント向け

続けて登場こんにちは!

都内のシェアサロンにてフリーランス美容師をやっております『りょうへい』と申します。

今回はあえて何も言わずにしれ〜っと始めていきたいと思います。

(お預けパターン。笑)

そんな僕は郊外にある地域密着型サロンで社員として9年、同サロンにて業務委託として3年。

現在面貸し2年目のフリーランス美容師5年生。

この美容ツイサロマガジンでは自身の現在進行形な経験を生かして、[カトゥーン日記]と題しリアルなフリーランス美容師のあんなことやこんなこと、『えっ、そんなこと言っちゃっていいの?』的なことを発信していけたらいいなと思っております。

是非あたたかい目で見守ってください。笑

第4回目の今回は、

『フリーランス美容師のデメリット』

についてお話ししていきたいと思います!

今回の記事はこんな方にオススメ。

フリーランスのデメリットを知りたい方

フリーランス最高かよ!と思っている方

デメリットの克服法を知りたい方

メリットがあればデメリットな面も当然あります。

僕個人の見解にはなってしまいますが、実際に感じていることをお話しさせていただきます。

僕が考えるフリーランスのメリットにつてはこちらにまとめてありますので、照らし合わせて読んでてください。

フリーランス美容師のデメリット(よく聞くバージョン)

はじめに一般的によく言われる、そしてなんとなくこうだろうなぁと想像がつくデメリットについてお話しして思います。

フリーランス美容師は安定がない

以前のブログでもお話ししたようにフリーランス美容師は『店舗を持たない独立』です。

一匹ウルフ。

覚えてますか?

なのでお客様を施術しないと当然売り上げはゼロ。

となると当然収入はゼロ。

『やったらやった分だけ稼げる!ドルガバだぜ!!』

。。。

裏を返せばやらなければお給料も少なくなります。

正社員として雇用されているとある程の固定給というものが保証されていますが、フリーランス美容師は毎月の売り上げによってどうしても変動が出てしまいます。

この不安定さは美容師に限らずフリーランスとして活動されている方は常につきまとっているのではないでしょうか?

フリーランス美容師は確定申告が必須

前回のブログでも少しお話ししましたが、フリーランスになると『確定申告』を自分自身で行う必要があります。

デメリットというと少し語弊があるかもしれませんが、正社員として勤めていると会社がやってくれていたこの確定申告。

いざ自分でやろうとすると結構大変なんです。

本当に難易度は魔界村級の鬼ゲー。笑

ワニワニパニックなんです。

僕はここで初めて会社に雇用されていた時のありがたみを感じました。笑

税理士さんいお願いするという選択肢ももちろんあるのですが、これが結構高額で今後の金銭面に少し不安を覚えていた僕は正直躊躇してしまい自力でなんとか頑張りました。

が、

結果1年目の3月はワニワニパニック状態。笑

フリーランスになりたてだと、僕のように今後の収入に不安がある方も多いと思います。

お金をなるべくかけず勉強のために自分でやるのもいいと思いますいし、余裕がある方はプロの税理士さんにお願いすることで不安要素を解決できるので、どちらもいいと思います。

『自分か、税理士か』(フリーランス美容師)

『俺か、俺以外か』(ローランド)

フリーランス美容師は教育環境がない

フリーランスになるとどこの会社にも属さない一匹ウルフ状態になります。

当然一つのお店の中で先輩や後輩協力してサロンワークをする、という関係性は無くなります。

『煩わしい人間関係がなくなってストレスフリー!!フェッフゥ〜っ⤴︎!!!』

と感じることもあるかもしれませんが、誰かに教える、教えてもらうという環境もなくなってしまいます。

先輩から技術を教わるということも大事でが、後輩に技術を教える・伝えていく、とうことは今後の美容業界を維持していくためにはとても重要なことです。

人に教えるということで自分の成長に繋がる場合もありますしね。

最近ではSNSを使って自分の技術やマインドを無料で発信している美容師さんも増えてきたり、オンライサロンや、セミナーなどを盛んに行う美容師さんも増えてきました。

フリーランス美容師はそういったところからの情報を得るアンテナを常に張ったり、自らすすんで教育環境に身を置く必要があるのかなと思います。

フリーランス美容師のデメリット(カトゥーン調べ)

ここからは僕がフリーランスになってみて個人的に感じたデメリットについてお話ししていきたいと思います。

予約が入らないと不安

上でもお話ししたように固定給はないのでお客様を施術しない限りお給料は発生しません。

なので明日の予約、1週間後の予約、1ヶ月後の予約が入っていないとめちゃくちゃ不安になります。

『もしや今月給料ゼロ円でフィニッシュ?!(;´Д`A』

『お客様にきていただくためにはどういう価値を提供したらいいの?(;´Д`A』

『次回予約をしてもらうためにはどうしたらいいの?(;´Д`A』

こういう考えかたは社員として雇用されていたプレイヤーの時にはなかなか持てない感覚でした。

言い方悪いかもしれませんがそれなりにお客様もいらしていただいていたし、数字を追わなくてもそれなりにお給料もいただけてました。

一匹ウルフであるフリーランスはそうはいきません。

この不安を払拭するためには技術の勉強だけでなく提案力や接客力、お客様に来たいと思ってもらう必要があるので、そこをどうやって攻略していくか常に考えていく必要があります。

時間の使い方が難しい

自由な時間手に入るというのが魅力的なフリーランス。

これって確かに大きなメリットでもあります。

ただこの”時間”はいざ手に入ると使い方が非常に難しいんです。

考えてみてください。

僕ら日本人て保育園や幼稚園、小中高、そして大学や専門学校と何時に起きて何時からこれをやって何時に帰るという生活を何年もしてきてるんです。

それが急に『今日から自分で好き勝手決めれる!』ようになると意外とテンパっちゃうんです。笑

僕はテンパりました。

ちなみに髪の毛も天パです。(誰が天パやねん)

自由な時間の中でいかにしっかりと自己管理、時間管理ができるかが重要になってきます。

朝起きる時間から自由になってしまうと、一歩間違えれば廃人の道にまっしぐら。

朝からお酒を飲むことだってできます。(僕は最初はそんな時期がありました)

自由になるために手に入れた時間によって自分の首を絞めることないようにしていきましょう。

発信し続けないといけない

例えば集客にしても、自分自身がブランドになってファンをたくさんつける必要があります。

正社員として雇用されている時はお店が集客をしてくれていたり、お店の名前でお客様がきてくれる環境が当たり前でしたが、フリーランスは大草原に放たれた一匹ウルフ。

自分で強くなっていく為にも発信をし続けるということはめちゃくちゃ大事にってきます。

この発信は集客という目的だけではなく、自分を忘れてもらわないようにする為にも大事な行動です。

お客様が美容室を変える一番の理由は『なんとなく』

この”なんとなく”離れていくお客様をつなぎとめておく為にもまめな連絡であったり、施術後のアフターケアだったりお店に来店いて頂いてる時間以外でも自分をアピールしていかないといけません。

”何かあった時”に弱い

フリーランス美容師は一匹ウルフ、補償はおろか誰にも守られていません。

病気や怪我、入院なんてしてしまっては仕事ができません。

the endです。

そういった”何かあった時”美容師はサロンワークができなくなるとヒジョーに弱いので、リスクヘッジを考えておく必要もあるかと思います。

同時進行で何か別のキャッシュポイントを持つための副業も考えて置いて方がいいのかなと思います。

そういった意味でも時間の使い方はめちゃくちゃ大事です。

常に仕事のスイッチオン

お客様管理や予約管理は当然自分でしなければならないので常にお客様とのやり取り・対応も必須になってきます。

例えば長期のお休みとって旅行している時でもお客様から連絡があれば、予約状況を確認し、お返事をする。

当然レセプションはいません。

決められた時間がない分オンとオフの切り替えづらく、ずーっと仕事のスイッチが入ったままになってしまいがちです。

この部分が逆にストレスになる場合もあるので、改めてですがしっかりとした時間管理、自己管理が重要になてきます。

フリーランス美容師のデメリット(まとめ)

最後にまとめていきましょう!

収入が不安定

確定申告をする必要がある

教育環境がない

予約が入らないと不安

時間の使い方が難しい

発信し続けないといけない

何かあった時に弱い

常に仕事のスイッチオン

さて。

ここまで見てきてどうですか?

フリーランスのメリットだと思っていたお金や時間。

使い方や運用方法によってはデメリットにもなるんです。

メリットとデメリットは表裏一体。

リンスのいらないメリットくらい表裏一体。

フリーランスの世界に飛び込む前一度考えてみましょう!

『なぜ自分はフリーランスになりたいのか?』

その理由を明確に考えると逆算してどういうアクションを起こせばいいかがわかると思います。

そしてそんなあなたは魅力的なフリーランス生活が送れること間違いなし!

ここまで読んでいただきあらがとうございます。

そして最後に謝ります。

ノリでフリーランスになった5年目がお送りさせてただきました。

(ノリで始めたんかいっ!笑)

では第5回目のカトゥーン日記でお会いしましょう!

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