どうも編集長のくらたです。
9/10をもちまして「TOOL MAGAZINE」は1周年を迎えることができました。
美容師の働き方と魅力を発信することをコンセプトに、多くの記事が生み出されたことを本当に嬉しく感じています。
TOOL MAGAZINE編集長のくらたです。
「くらたって誰?」そんな方のために自己紹介作りました。
TOOL MAGAZINEってなに?という方はこちらをご覧ください。
「サイト運営」を1年やってみて
コロナ禍で「楽しそうだから」という理由で始めたサイト運営。
この1年での大きな気づきとそれによる変化お話をさせてください。
大きな一つはこれ。
私が「チャレンジ大好き人間」だということ。
知らないこと、経験してないことに自分自身がとてつもなく興味を惹かれる人間だったのです。
生まれてからの33年間、全く気づくことがなかった自身の一面。
この気づきにより、自身の変化に自分が対応できないという謎現象に陥っていました。
のんびり進んでる私のママチャリに400ccのエンジン積ませて音速の向こう側を急に見せつけられたような感覚でした。この例え伝われ。
ですがこの変化のおかげ?で様々な人たちに出会うことが出来ました。
どの方も「美容室のいち従業員」では関わることがなかったであろう人たちです。
チャレンジ好きがなし得た一つの結果といっても良いのではないでしょうか?
しかし、たかがブログを書いているだけで、なぜこんなことができたのかを考えてみました。
一つ思いつくことがあるとすれば「編集長」という肩書きがあったからでしょう。
ライターさん、美容学校関係者、美容学生、対談した美容師に限らない方々…
上記の人たちは、「美容師」という枠の中では出会うことのない人たちでした。
美容師としてだけで生きていく上では必要がないですから。
なぜなら、美容師という肩書きは極端に言ってしまえば「髪を切らせてくださるお客様」のみが必要な出会いです。
私は誰にお願いされるでもなくTOOL MAGAZINEが始まったとき、自分のことを「編集長だ」と名乗りまはじめました。
当時はもちろんなにも考えずに「マガジンの長なら【編集長】で良いだろ」くらい思いつきで名乗り始めただけです。
完全に悪ふざけです。
当初は、編集長を名乗ることに違和感やむず痒さがありましたが
次第に「編集長ってなにをする人なんだろう」と考え始め、美容師として同じ立場だからこそ話ができる「取材」というシリーズにたどり着くことができたのは一つの成果だったのではないでしょうか。
つまりここで私がなにを言いたいのかというと、社会の中でそれぞれが持っている役割(ここでは肩書き)という思い込みが新たな一歩を踏み出す妨げになっている、ということです。
皆さんが持っている肩書きは誰にどうやってつけられたものでしょうか?
役職の場合は誰かによってつけられたタイミングがあるかもしれませんが、識別するための名称です。
つまり役割は飾りでしかなく、またその飾りは自分次第で付け替えることができるのです。
「今日からマジシャン!」であなたはマジシャンになれるのです。
私はこの肩書きを自身で付け替えたことで世界が広がることを実感することが出来ました。
大きな変化ではないかもしれませんがこれは間違いなく「編集長」という肩書きを自分で掲げたことによる変化であると確信しています。
これが私の気づきと身の回りの変化。
さて、次は何になろう?
マガジン記事を通して感じたこと
私がTOOL MAGAZINEを立ち上げて、様々な方の記事に触れた中で強く感じることは
「普通の美容師人生を歩んできた人など1人もいない」ということです。
全ての美容師はこの職業を通して嬉しかったことや悲しかったこと、感動したことなど
皆さんの中の様々な感情が揺れ動かされる機会があったはずではないでしょうか。
感じ方は人それぞれ、同じ体験だとしても目線も環境も背景も違う。
つまり、誰かと同じ人生を歩んでいる人は存在しないんです。だから面白い。
「人生は唯一無二のストーリーであり、それは誰かの心を揺れ動かす機会である」
自分の美容師人生なんて…と思っている全ての人に届いて欲しい。
ですが、多くの人が「自分のストーリーが誰かの心を動かすかもしれない」ということに気づくことはできないのです。
理由は簡単です、それを吐き出す機会が少ないからです。
普段感じていることを言葉にするという表面的な感情の起伏ではなく、心の底から思っていることを言葉にする
つまり「思考の言語化」の機会をいかに作るかということです。
これは自分で作り出さない限り、ほとんど訪れることはありません。
それができる場がTOOL MAGAZINEだなと。
いやー、初めてよかった!2年目はより多くの人にこの体験をして欲しいなと思っています。
ぜひ一緒にやってみませんか?
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運営をするにあたり辛かったこと
ご質問いただいたのでお答えしていこうかと思います。
結論から言うと「ほとんどなかった」です。
1人でやっていたら辛さを感じるポイントがもう少し多く存在したかもしれません。
一緒にやってくれてる人がいるというのは大きな安心感をもらうことが出来ました。
サイト運営に関しては初めてのことばかりで苦戦することはありました。
ですが、私が得意とする『知っている人にお願いする』を見事に多発させたことにより、大きな困難にぶつかることなくここまでくることができています。
(頼らせてもらった方々どうもありがとうございます)
そう言った点で僕は本当に人に恵まれているなあ…と。
最初の一年は、自分ができないことができるようになることの喜びの方が多かったからかもしれません。
とはいえ、課題が全くないわけではありません。
- 多くの美容関係者にどうしたらみてもらえるか
- ライターが参加しやすい環境をどのように用意できるか
- 文字以外の手法の掛け合わせ
一生懸命考えればまだ多くの課題は出てくるんですが取り急ぎ大きい項目はこの辺りですね。
さて、2年目はどんな年になるだろう。
まとめ
今回久しぶりにつらつらと書かせていただきました。
オワコンと言われてる文字コンテンツが必ず大きく日の目を浴びる日はくるでしょうが、以前のような「テキスト型」のスタイルではなくなっているでしょう。
TOOL MAGAZINEも同様、時代に合わせて変化をしていく必要があるなと感じています。
(それとなく思いつくけどどうしたら良いかはまだわからない)
1年目はがむしゃら期、2年目はゴールに近づき始める第一歩の年にしていきます。
美容業界の発展のため、これからも尽力していきます。
これからもTOOL MAGAZINEをよろしくお願いいたします。
サロスクマガジン編集長
美容学生と美容師に取材を行っている
本職は美容師
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