みなさまごきげんよう、ハンナです。12月に忙殺されて久しぶりの投稿になってしまいました。ごめんなさい・・
さて2020年も残り1日。コロナコロナコロナで誰も予測していなかったことが起こった1年でした。
ただ、これは『予想より早くものごとが進んだ』1年だったととらえることもできます。
DX・AI・動画マーケティング・仮想通貨と一部界隈で叫ばれ続けていたことが『自分ごと』になった時だと思います。
そんな新しい生活様式(久しぶりに言った)から今後お客様動向はどうなるのか?をビューティシャンにくくって簡単に掘り下げてみたいと思います。
ズバリ結論。今後お客様の興味関心の軸は?
いきなり結論いっちゃいます。どどどん!!
自分にとっての健康
ビューティー・ファッションが医療にどんどん近づいてきています。
これはオーガニック神話からひっそり始まっていて、腸活やサプリメントまできています。
そこから「おうち時間」が増えて自分に向き合うことが増えたことにより、
身体の健康→心身の健康に意識が変化しています。
以下のデータをご覧ください。
同社でビフォーの問いを聞いてないので比較対象がなく明確な読み取りはできませんが、美容・ファッションにおける関心は全体の約20%。ライフスタイルのカテゴリのうち「ヘルス(健康関係)」に限ったものを加えると約46%と約半数にいきます。
なぜヘルス関係をビューティーに一括したかというと、SNSリサーチしたらでてきますが、料理でも「漢方」「大豆」などがトレンドとなっており、『おいしく料理を食べよう』→『からだに良いものをおいしく食べよう』という意識変化がおこっています。(以前だとデコ系がでてきていました)
映えやかわいさなどの見た目を追い求めていたものが、中身に注目されています。
特にわかりやすいトレンドでいうと今年はヨガ瞑想やサウナなど、自分の内部に訴える体験が人気でした。コロナでみんなで過ごすことができなくなった分、自分と向き合うことが増えたように思います。(その結果か、心療内科の受診数も増加)
健康重視なのはわかったところで、「自分にとっての」というキーワード。
これは先ほど健康トレンドのお話をした中でもでてきた『自分と見つめあう時間』により深まっています。情報過多、商品過多ななかでどれをチョイスするか?その判断軸もこれです。
パーソナルカラーがどどんっときてるのもこの印象です。
だからこそD2Cブランドのパーソナライゼーションも進んでいます。個に注目される時代。
AIの発達により、DXが加速され、どんどんこの流れは強まっていきます。
たしか風の時代のキーワードにも入ってました!
具体的な顧客行動とは?
マズローの欲求理論をごらんください。
インフルエンサーが過渡期のいま、社会的に「承認欲求」は満たされたと思います。
なので次の段階、自己実現以降高層にあがっていきます。
「かわいいってほめてほしい」という段階から「自分らしさを追求したい」に変化。
お客様からの要望としては
私に合うものを教えてください。作ってください。
です。
「そんなのもうやってるよ」と思われる方も多いですが、自身の事業で顧客インタビューをした際のお客様からの反応は
「美容師さんに自分が色々オーダーして、それを美容師さんが叶えてくれている」
という顧客主体での発信なのです。でも、要求としては「提案してください」ということ。
顧客行動に対応するには
以上をふまえて2021年からのビューティシャンのポイントは3点。
①は散々言われていることかと思います・・
②は美容師さんが「髪を切る人」でおわらないことにつながります。施術で使う商品に関してもメーカーの営業レベルで説明ができることはマストです。なぜこの商品を使っているのか?それがお客様にとってなにがいいのか?を伝えることで、美容のプロとして「あなたに必要なもの」を狭めてあげることにつながります。
コロナ影響でお客様の来店頻度が低くなるため、お客様にとってもビューティシャンにとっても来店時間がとても大事な時間になります。
おわりに
2020年、Twitterで美容ツイサロと出会い、全国たくさんのビューティシャンと出会い、リアルででも出会い、私にとって出会いの年となりました。
引きこもりタイムが多くなってもこうやって繋がってくださってありがとうございます。
また、12/30に自身の事業・ウェルネスプラットフォームのFaviewをクローズドでリリースしました。
インタビューやテストマーケに参加くださったビューティシャンの皆様ありがとうございました。引き続きよろしくお願いいたします。
正式リリースまで楽しみにお待ちいただけたらと思います。
2021年もどうぞよろしくお願いいたします。
今回も最後まで見て頂きありがとうございます!!
ご期待のとおりMIYAVIさんです♪
先日のMIYAVIヴァーチャルライブの画像。VRヘッドセットを使った3Dライブやバーチャル空間のライブが目白押しな2020年で「私の神様もチャレンジしてる!」と感化されていました。(私の神様←)
エンタメの「伝え方」が一気に変化して興味深い1年でした。
起業家/化学のひと/経営コンサルタント
美容業界プラットフォームを建設中/化学科卒、バーデンスシャンプーの化粧品メーカーにて商品開発・営業マネージャーを歴任/経営コンサルティングファームにて企業の戦略、toCマーケティングPJを実施/きれいになりたいひとがなれる世の中に、アトピーアレルギーのない世の中に。
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