女性美容師のアレコレを
たえみ 《たえみチャンネル》
として発信しています、たつみ たえです。
今回はママ美容師が働きやすい環境とは?
を考ようと思いますが
まず、
ママ美容師として働きやすい環境を考える際に考慮すべき点について。
働きやすさは、ママじゃなくても千差万別です。
しかし、ママになると「自分だけ」ではない想いや状況になります。なる前に想像していたものと変わるかもしれませんし、環境によっても変わりますね。
復帰ママや復帰希望ママ、ママ美容師在籍のお店などの参考になれば幸いです。
どうなりたいかで変わる働き方
【どんな美容師として働くのか】
というのはもちろんのこと、
ママになると
・どのように子育てしていきたいか
・どのような家庭にしていきたいのか
・どのくらいの収入が希望なのか
・将来的にどのような形で働きたいのか
・子どもを預けられる環境なのか
・体力的にも精神的にも子育てと両立するためには何が必要か
ざっと思いつくだけでもこれだけあります。
きっと、どれも、
私はこうしたい、こう思う…など
自分なりの思いが出てくるのではないでしょうか。
それを思いながら続きも読んでいただけたらと思います。
どのような子育てをしたいのか
妊娠したり(妊娠する前でも)、出産したら想像しますよね。
・小さいうちは保育園に預けずに自分自身で育てたい。
・早く復帰したいから保育園には赤ちゃんの時から行かせたいけど休みの日は多く取りたい。
・働いているかっこいいママの姿を見せた子育てをしたい。
・たくさんの人に関わって育って欲しい。
などなど…
何が正解なんてありません。
途中で変わってもいいと思います。子どもは成長します。思い通りなんてなりません。想像とは違う展開なんて当たり前です。
ただ、その都度「どのように子育てしたい」のかを考えることは働いていく上で自分の指針になると思います。
どのような家庭にしたいのか
子どものことだけでなく、「家族」も込みで考えてみます。配偶者の環境や他の同居人がいたり、シングルだったり…などでも変わってきますね。
・みんな揃った休日を過ごしたい。
・決まった時間に食事ができるようにしておきたい。
・家庭のことはなるべく自分がするべき状況である。
・家事なども分担してお互いに負担を分散するようにしたい。
・自分自身が主に働きに出て他の家族に家のことはしてもらいたい。
これほどに振り回されるものはないというくらいに、「環境」で家庭の形って変わります。希望とはまた別の話なのかもしれませんが、その環境の中で、どのようにしていきたいかがあるのとないのとでは、毎日の生活の充実度に差がでてくるのではないでしょうか。
どのくらいの収入が欲しいのか
配偶者の扶養内なのかどうかっていうのはよく話題に上りますね。
これも、「どのように働きたいか」との兼ね合いもあります。
お客様がたくさんいる美容師さんは「扶養内で…」って思っていてもお客様を断らない限り扶養内は難しいですよね(ブラック会社でない限り)。
扶養だけでなく、制度などをよく調べて比べてみて、それをひとつの基準にしていいと思います。人によってはけっこう大きいものなのです。
そして、制度とかそんなことより、バリバリと稼ぎたい!というのも希望のひとつですね。
将来的にどのような形で働きたいか
これは美容師になった時の夢がそのままの場合もあると思いますし、経験を経て変わる場合、またこれから変わる場合もありますよね。
お店を出したい、店舗は持たずにマイペースに働きたい、安定した収入が欲しい、美容師だけでなくプラスαのこともしたい、美容師の資格を活かして新たな事業をおこしたい
などなど…
現地点での希望を考えておくと「今ちょっとしんどいけど頑張ろう」と思えます。なんとなくやり過ごす…ではなく、先のことを考えておくと頑張れる力になります。
子どもを預けられる環境なのか
未就学児の場合、【保育園に入れるのか】が一番大きいです。待機児童が多い地域で保育園に入れないとフルタイムで働くのは難しいですよね。一時預かりやベビーシッターなどを利用するとなると働き方も変わってきます。
他の家族がみてくれるというのもひとつの手段です。(ただ、負担が大きいという話はよくききます)
他にも預けられる環境はあると思いますが、それを利用できるかどうか。
そして、子どもが病気になった時に他の誰かに頼れるのか。これも大きいです。子どもが小さいうちは特に、働くママの頭を悩ませる問題ですね。最近では感染症対策として「子どもが休まざるを得ない状況」というのもありました。
ここで、対策を想像できる働き方に必然的にならざるを得なかったりもします。
体力的にも精神的にも子育てと両立するためには何が必要か
【自分自身の子育てに必要なのは何か】
っていうのを改めて考えてみるのもいいなと思います。
子育てというか、人生の中で必要なものかもしれません。
・充実したサロンワークで輝きたい。
・誰かに認められるような仕事がしたい。
・子どもとゆっくり会話したりスキンシップできる時間が欲しい。
・お家にいる時間を大切にしたい。
仕事か家庭かという極論ではなく、どのようなバランスでいきたいのかが大切だと思います。
誰かと一緒に過ごすということは振り回されること
ママになったらめちゃくちゃいっぱい考えないとあかんやんか…しんどそう…
と思うかもしれません。
いや、実際しんどいです。
ママたちは頑張っています。
でも、世の赤ちゃんを育てたママたちは知っているのです。「子育ては振り回されるもの」って。
そのなかでたくさん考えて欲しいと思います。
せっかく美容師になったんだから
よりよい働き方をみつけて
楽しく人生過ごしましょう
それがいちばんだなぁと思っています。
奈良の面貸しサロンで働きつつ、女性美容師に向けてのあれこれを発信中。子育てしながらの働き方や女性美容師としての生き方、仕事の仕方、毎日を素敵に楽しく過ごすためには? 女性目線で考えます。お悩み相談、お話聞きます。女性だけでなく、皆で楽しく。
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