女性美容師が働き方を変えるとき

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初めまして。
普段はフリーランスの美容師をしています、たつみ たえ と申します。

Twitterでは【たえさん】として日常のことなどを発信したりしています。

その中で、「女性美容師による、女性美容師のための何か」をしたいと思い
「たえみ」として【エミさん】と

YouTubeチャンネル《たえみチャンネル》や
Instagram《ta.e.mi》で発信したり

楽しく皆さんで過ごし
何かが起きるかもしれない
「#美容ツイサロ女子会」を
企画したりしています。

YouTubeチャンネルでは「お悩み相談」と題し、
女性目線でのお話を台本なしのフリートークでお送りしております。
#美容ツイサロマガジンでは、
女性美容師として考える、思う「働き方」について書いていきたいと思います。

今回は「女性美容師の働き方が変化する時」について書いています。

女性美容師と男性美容師の働き方の違いは?

「美容師」としてサロンワーク(技術)をすることにあたっては、ほぼ違いはないですよね。「女性だからカラー塗布ばかり」なんてことはないですもんね。仕事としてこなす事柄に男性だから女性だからという違いはほぼありません。
日本の古い考え方の中では平等に近い職業かもしれません。

違いはあまりなく

結婚、出産するまでは、
「ほぼ一緒」と思ってもらっていいと思います。
それらを経ないのであれば「働き方」に関しては男女差は少ないのではないでしょうか。

「結婚」は相手の理解によって変わらずいられるが「出産」では変えざるを得なくなる

イマドキの男性は「結婚したら家に居て家を守って!」なんてこと言う方少ないのではないでしょうか?
むしろ、「一緒に稼いで一緒に楽しもう」って感じかもしれません。女性自身も「結婚しても働く」が、スタンダードになってきているように感じます。
ただ、「出産」だけは…
女性にしかできません。
「出産」に伴う大変さは今は割愛するとして、そこから生活が激変します。
それはもう、覚悟していた以上に
変わります。良くも悪くも変わるのです。

産休育休が必要になる

最近は産休育休制度のある美容室も増えてきました。個人サロンでも個別に対応してもらえる所もあります。
ただ、会社がお給料として支えてくれたりスタッフの方が快くお休みさせてくれたりしたとしても…
「仕事していない間に下手にならないだろうか」「お客様が離れていかないだろうか」「こんなに休んで元のように仕事ができるだろうか」などなど…
「美容師」としての不安はとても大きいのです。
だけど、産むには休まないといけません。
そう、いままでと同じようには働けないのです。

一番の不安は変わること

美容師になる時、なりたいと思った時に「なりたい美容師像」は誰もが考えると思います。
「雑誌にのるカリスマになりたい」「地元でお店をだしたい」「インフルエンサーになりたい」などなど。
その中に、「子供が欲しいのか」を入れておくと変わらざるを得ない状況に対してプラスとしての面を見いだしやすいと思います。
もちろん、美容師としての夢が変化するように、その事柄においても変化はあります。思っていてもならない場合もあります。
ただ、心づもりしていてマイナスにはなりません。

不安に対して、できることだけでいいから行動する

育休中の不安。
「お客様が離れていかないか心配」だとすれば、SNSやブログ、DMなどで常にお客様に発信しつづけることで忘れられにくくなると思います。育休中だからこそできる発信をすることで今までとは別の共感も得られたり、お客様により深く自分を知っていただけたりします。
「技術が下手になるのでは…」という不安も大きいですよね。
手を動かさない期間があると、動きにくくなるのは仕方ないです。
しかし、ゼロから始めた時のように戻るわけではないので自分の中でできる限りウイッグを使ったりして動かしておくといいと思います。
そして、お店に立っていないと技術以外にも鈍るのでは?と思ってしまいますが、今はたくさんの情報がスマホひとつで手に入ります。「何が流行っているのか」だけでなく、色々な現役美容師さんの発信から勉強するだけでも得られるものは大きいと思います。
オンラインサロンもたくさんありますね。賛否両論あるサロンもありますが、試してみるのもいいと思います。

変わることは悪いことではない

「ママになったら大変」
「仕事と家庭の両立はしんどい」
と、変わることに対してネガティブなイメージが、あるかもしれません。
しかし、実際にはどうでしょう?
大変さの中にも
「やっぱり子供はかわいい」
はもちろんですが
ママになったからこそ見えてくるものもあります。
平日午前中の公園ママたちのヘアスタイルを子供がいない時にはあまり見かけませんよね?
「とりあえず、髪の毛ひっぱられないようにしてるのかな?」「やっぱり公園でもより素敵でいたいんだなぁ」って想像してみると、今までと違った提案ができるようになりませんか?

変化によってパワーアップできる…なんてお得なんだろうと思います。ネガティブどころかポジティブなんです。

「育休中」だからこそできることをする

赤ちゃんの居る生活は、身体も心もいっぱいいっぱいです。そこは本当に無理しないで欲しいですし、頼れる何かはフル活用してください。
仕事のことなんて考えられない!という期間は考えなくていいと思います。
ただ、復帰予定の美容師さんの場合は…やっぱり仕事のこと考えてしまいますよね。
復帰が同じお店なのか転職なのか、大きく変わる変わらないで
働くスタイルも違うとは思いますが、今回の記事は子供を産む以前、育休までの育休中に対する不安がある女性美容師の方に参考になれば幸いです。

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