『美容師になった理由と理想の美容師像』〜りょうへいver〜

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美容ツイサロマガジンをご覧の皆さんこんにちは!

都内のシェアサロンにてフリーランス美容師をやっております『りょうへい』と申します。




今回は美容ツイサロマガジンの倉田編集長からテーマをいただきましたのでそれについて書いていきたいと思います。



第11回目のブログである今回のテーマは、

『美容師になった理由と理想の美容師像』

いつもはフリーランス美容師をテーマに書いていますが、今回は全美容師さんに届けばいいなと思い書かせたいただきます。



先に言ってしまうと僕が美容師になった理由は超ベタです。笑

だからこそ美容師さん、美容師を目指している方には共感してもらえるかなと思います。


もう一度言います、超ベタです。笑

美容師に憧れた中二の夏

きっかけは僕が ”美容師” という職業に出会った時の話になります。


僕が初めて美容室に行ったのは、今でも忘れもしない中二の夏。

それまで近所のバーバー、、、いや床屋に行っていた僕は友達に連れられて初めての美容室に。

それまで正直髪型なんてあまり気にしてませんでした。

というかくせ毛で天パな僕は短くバリカンでカットされるしか生きて行く道はないのだと、中学の時点で腹をくくっていたんです。笑

田舎の子供の世界観なんてそんなもんですよね。笑




そんなどうしようもない頭をしていた僕を見かねて友達がこう言いました。

『いつも俺が行っている美容室に一緒に行こう!』

今思えばこの友達の一言がきっかけで僕の美容師人生は幕を開けたのかもしれません。



そんなこんなで友達二人で自転車を漕ぎ、たどり着いた美容室。

長い長い下り坂をブレーキいっぱい握りしめてゆっくりゆっくり下って行きました。



お店に入るやいなや、いつも近所床屋に行ってた僕は子供なりに気づいてしまったんです。


『なんかとんでもないおしゃれなとこに来ちゃったぞ』って。



席に通されて待っていると現れた美容師さんは金髪のイケメンお兄ちゃん。

GLAYファンだった当時の僕の目にはもう金髪のお兄ちゃん=JIROにしか見えなかたんです。

誰がなんと言おうと初めての美容室での僕をカットしてくれたのはGLAYのJIRO。笑

そんなJIRO風のお兄さんにカットしてもらい仕上がりを見ると、、、

スポーツ刈りじゃなかったんです、、、刈り上がってなかったんです。



当時流行った言葉で言うと ”無造作ヘアー” 。

バリカンで刈り上げられることもなく、自分のくせ毛を生かしてすごくかっこよく仕上げてくれたんです。


最後に合わせ鏡で見せてもらって、なんかもういろんな感情が溢れてきてうっすら泣いたの覚えてます。

人間てテンパって感情の行き場を失うと涙が出るんですね。笑



感動というか衝撃というか、、、

全加藤が感動!



自分の髪の毛もこんなにカッコよくなるんだと。

美容師さんて格好良くてすごいぞ、本当にそう思いました。


グダグダ書いてしまいましたが僕が美容師という仕事を知り興味をもち憧れを抱き、今現在美容師になった大もとの理由はこの中2の夏の ”初めての美容室での衝撃” なんです。


初めて美容室に行って担当してくれた美容師さんがイケメンで格好良くて、最高の髪型にしてくれたこと。

きっかけは、美容師になりたかったというよりかはカッコイイ金髪のお兄ちゃんになりたかったのかもしれません。笑



男の子は形から入るもんです。

カッコいいものに憧れます。

僕は典型的なこのパターンでした。

何かに憧れる理由なんてそんな単純なものだと思います。

理想の美容師像

美容師になった始めの頃はハイブランドが好きだったし、コレクションとかにも興味があったし、いろんなファッション雑誌や美容雑誌を読み漁ってクリエイティブな美容師さんに強い憧れも持ってました。

美容師を始めて14年目、今現在僕が理想としている美容師像は「コンプレックスを解消できる美容師」です。



これはやはり、自分のコンプレックスであった天然パーマのくせ毛を鮮やかに解消してくれた美容師さんに感動を与えてもらったということが自分のルーツでもあるからです。


美容師さんでもデザインが上手い人、+@のデザインを加えて可愛くかっこ良くすることが得意という人がいると思いますが、僕はどちらかというとその人その人が気にしてるちょっとしたコンプレックスを解決できる美容師になれればいいなと思ってます。


自分が中二の夏にGLAYのJIRO(似の美容師)から受けたのように、感動と衝撃を与えられる美容師になれれば。

僕は現在フリーランスで美容師をやっていますが、働き方を変えた事でよりお客様と向き合えるようにな理、自分の理想とする美容師像に少し近付けたかなと思ってます。

美容師という仕事に悩んでる方へ

今現在美容師をやっている方は”全てが順風満帆”という方ばかりじゃないと思います。

給料が安い

拘束時間が長い

職場の人間関係がよくない

美容師の仕事が辛い

美容師の仕事が楽しくない



それぞれいろんな思いを持って美容師をしている人がたくさんいると思います。

僕だって給料安かったし、休みも少なかったし、嫌いな先輩もいたし、手荒れが酷すぎて爪も無くなりました。

なんでこんな思いしてまで美容師やっているんだろうと。

辛い事はホントたくさんありました。


でも美容師の仕事が恵まれてると思うのは、お客様に対面でリアルタイムで感動与えることができてさらに直接ありがとうと感謝される数少ない仕事だと思うんです。

月並みかもしれませんが、なかなかこんな仕事ないと思いませんか?


僕は中2の夏、GLAYのJIRO似の美容師さんにその感動を与えたもらったおかげで今美容師やってます。

最初に僕が美容師になった理由が超ベタと書きましたが、おそらく今美容師をやっている方は、昔美容師さんに感動をもらって美容師に憧れた人が多いと思うんです。

僕は今でもたまに気持ちが俺かけるとその時の気持ちを思い出すようにしています。

皆さんもその時のことちょっと思い出してみません?


そのほかの理由だとしてもこれから美容師を続けていく上で、美容師を目指した時の気持ちをたまに思い出すっていうことはとても大事なことなのかもしれません。





働き方や環境はたくさんあります、少々のことは乗り越えれますから大丈夫。




最後に今回は素敵なお題をいただきありがとうございました。

自分自身も自分を見つめ直すいい機会になりました。



ツイッター上のオンランサロンである「#美容ツイサロ」の中には素敵な美容師さんがたくさんいます。

興味を持った美容師さん、是非ご参加ください!


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