TOOL MAGAZINE編集長のくらたです。
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「転職したい」と思う原因は様々
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何を隠そう編集長も事あるごとに「仕事辞めたいっ!」って思ってました。
たまに「仕事辞めたいって考えた事ないです」っていう人を本当に尊敬してました。
というか今でもしてます。
こちとら「辞めるなんて考えられない!」という思考に至るのに10年かかったんですけど?笑
基本的に、追い込まれた時に行き着く思考は下の2択
・今を耐えて諦めず残る
・心機一転新たな環境を探す
要は「残るか、残らないか」ですが、ここで悩む美容師さんは少なくないのではないでしょうか。
でなければ”1年で50%の離職率”なんて超絶ブラックな数字を美容業界がいつまでも維持し続けることはありません。
全ての離職理由がネガティブなものではないと
結論から言うと、「辞める・辞めない」の判断は、どちらが正解か正直わかりません。
十人十色理由や目的があるため「この場合はこう!」みたいにパターン化できるものではないからです。
ですが、せっかく選んだ選択に少なくとも後悔のない選択をしたいのは皆さん共通しているはずです。
今回は
【転職をするか否かの判断に悩む美容師さん】
に向けて選択のお手伝いができる記事となっています。
よろしければ最後までお読みください。
転職を考える原因は何なのかを考える
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まず、転職をする考えに至った原因が何なのか?を考える事から始めてみましょう。
思いつく限り挙げてみてください。
仮に例を挙げるのであれば、大きく二つに別れるはずです。
ネガティブ
練習が厳しい
人間関係が良好ではない
残業が多い/休日が少ない
専門知識・技術を習得したい
会社の評価方法に不満がある
ポジティブ
スキルアップ
市場価値を上げたい
幅広い経験・知識を積みたい
専門知識・技術を習得したい
などが考えられます。
これらは直接的な原因ですが
間接的にも日々の小さな不満やストレスの積み重ねにより、小さなきっかけが原因に可能性もあるわけです。
直接、間接の原因を全て含めて追い込まれている理由がなんなのかを考えてみましょう。
そうすることで
「なんかよくわからないけどモヤモヤする」
状態から
「〇〇が原因でモヤモヤしてるのか」
にいければ第一段階はクリアです。
原因に優先順位をつける
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先の章で原因をあらかた上げ終わったと思いますので次は
「原因の優先順位をつける」
ことをやってみましょう。
例えば
1st 練習時間の確保が十分に取れない
2nd 撮影をしたいのに出来ないサロン
3rd 教育カリキュラムに不安を感じる
みたいな感じです。
出来ました?なかなか難しいと思いますが、後々活きてきますのでちょっと踏ん張ってやってみましょう。
逆にこれができないと「辞める」を選択した時、転職先でも結局同じような事で悩むことになる可能性もあります。
こうなってしまうと時間の無駄ですよね。
それって本当に解決できないこと?
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ここまできたら原因の優先順位をつけることができたでしょう。
ではそれらの原因は果たして今勤めている会社では解決ができないことでしょうか?
もしも解決出来ることであれば、そこから離れる必要がない可能性も出てくるわけですね。
ちなみに編集長の場合は「辞めたい!」と思って辞めなかった理由の一つに
「辞めると告げるのと次を探すのが面倒だから」と言うめちゃくちゃしょうもない理由があることを告白しておきます。
もはや辞めることからすらも逃げていた。
何が正解か分かりません、結果的にはよかったんですけどね笑
さて、気を取り直していきましょう。
先に挙げた3つの項目
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上を例にどんな解決法があるか考えてみましょう。
あくまで一つの考え方ですので全て通用するわけではないことはご容赦ください。
例題から考えてみよう
練習時間の確保が思うようにできない
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店が閉まって閉まって夜遅くまで残れない…
解決できる→朝早く来る、締めカギをもらえないか、営業時間内に出来ないか提案する
解決できない→テナント等の時間にそもそも制限がある、提案したけどダメだった。
撮影をしたいけどできない
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撮影好きだからもっとしたいのにさせてもらえない!
解決できる→自分でやっちゃう、先輩の現場について行く、練習モデルさん全力で可愛くする
解決できない→〇〇年目まで撮影不可!みたいな謎制度を変えられない
教育カリキュラムに不安を感じる
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このカリキュラムだとスタイリストになってから不安!
解決できる→外部セミナーに行く、先輩に教えてもらう
解決できない→社内にカリキュラムがそもそもなくスタイリストになる定義が明確じゃない
などなど…あくまで例であってこれが全てというわけではないです。
今置かれてる環境でも工夫をすれば解決できることもある、ということを伝えたかっただけです。
それでもダメな場合、どう考えても解決の糸口が見つからない場合、次の行動に移っても良いかもしれないですね。
まとめ
一番に伝えたいのは安易に「辞める」という選択をして欲しくないということです。
少し深く考えたり見方を少し変えるだけで意外と簡単に解決の糸口が見えることもあるわけです。
それらを考察した結果「他の職場に移る」ことを選択した時に最後の砦が
「やめさせてくれない」ですw
ここに関しては自身で辞めることを告げ、勝手に出ていくことに経営者側にはなんの制限もできないです。
むしろ残ってたいのに
![経営者](https://i0.wp.com/biyo-radio.com/wp-content/themes/cocoon/images/man.png?w=1256&ssl=1)
クビね
と経営者側から退社を告げることの方が圧倒的に経営者が不利になることの方が多いんですね
ここに対しての知識は最低限つけておきましょう。
義理とか人情とかあるかもしれません、お店の人に迷惑かかるからとか辞められないとかあるかもしれません。でも、そうと決めたらその辺りはスッパリいきましょう。
自分の人生を生きるのに正直他人なんて関係ないんですよ。
自分の人生を美容師として生きる以上最も素敵な選択が出来ることを祈ってます。
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サロスクマガジン編集長
美容学生と美容師に取材を行っている
本職は美容師
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