あなたの売りを教えてもらう前に教えてほしいこと

all

どうもこんにちは。

テレビ25 「直ちゃんは小学三年生」


最近、「直ちゃんは小学三年生」っていう深夜ドラマがマイブームです。


まもさんです。



お店屋さんをしている私にとっても、お勤めの美容師さんにとっても大切な「売り」のお話。



メディア豊富なご時世、ツイサロメンバーの皆さんの発信や

特化していらっしゃる美容師さんの尖った(刺さる)発信に

刺激をいただくこと、とても多いです。


僕が今一般のお客さまだったとして。



ブリーチをしたいって思ったら?

ー〇〇さんにDM送るだろうなあ。




パーマだったら?

ー〇〇さんかなあ。




お話楽しそうなのは??

ー〇〇さん!



お会いしたことない人たちでも、十分イメージが湧いてきます。

(あらためてSNSで美容師個人が発信ができる自由ってほんとにすごいことですねえええ。。。)




そんな魅力的な発信溢れるSNSですが。


情報が溢れている分、一度開けば「売っているもの(人)」オンパレード。





例えるなら、「安いよ安いよ〜〜〜〜」



ダミ声響く鮮魚青果店が立ち並ぶアメ横ストリートみたいな感じ。




お客様目線に立つと「ちょ、、、どれ選んだらいいのかわかんないや。」



結果(不本意にも)価格競争に巻き込まれて、



最後は値段交渉で買い叩かれるような結末を



経験している美容師も少なくないのではないでしょうか。



街で売られているとても高価なアレと、

近所のスーパーで売られているどこにでもありそうなアレ。



この2つのアレって、きっと商品としてはまるで違うものなんだけど。


実はどちらも、


どこかから買ってきて(仕入れてきて)売られているもの、


っていう意味では同じだったりするんですよね。


たとえばこんなエピソード。

まもさんは、りんご農家に出向いて1個100円のりんごを6個買ってきました。

そして、「わざわざ出向いて美味しそうなの6個厳選して買ってきたんだし。」

とかなんとか言いながら、それを1個150円で売りました。

そして、それが6個全部売れて¥900が手に入ったので、またりんご農家に出向いて

今度は9個買ってきました。

買ったものに、付加価値をつけて、売る(=買ってもらう)。


本質ってこんな単純なことだったりするんですよね。


◇売っているもののなかで、買ってきていないものなんてない。だったら。




とかく「自分の売りを打ち出さないと・・・」




でも私と同じようなものを売っている隣の人の方が明らかに凄そう・・・



なんて思うと私のこの、売りなんてきっと大したことないし・・・



えーまじ、しょぼん。



SNSあるあるなこの光景に、ちょっと違う視点をそえてみて。





たとえその売りが同じ(似たような)技術・サービスであったとしても、


これまでになにを買って(仕入れて)きて、


その技術・サービスが出来上がってきているのか。





そこにはきっとあなただけの個性があるのではないでしょうか。





私たち美容師は、お一人お一人違う人間の髪を相手に、


施術を通してヘアスタイルをお届けしています。





同じ外国人風ヘアカラー、というコンテンツでも。

ブリーチの技術にこだわりを持って作るそれなのか、



それともオンカラーの配合にこだわりを持って作るそれなのか、



もしかしてシャンプー台でこっそりトナーしながら作っているそれなのか。




完成品になる前の段階で、仕込んでいるあなただけの個性があるなら、


実はもうそれが最高の「売り」ってことにはならないでしょうか。



◇ そんな私が今まで買ってきたもの


「買う」

=仕入れ、仕込み、投資 



と読み替えていただければもっと解釈は広がります。


意識することは少ないかもしれませんが、


私たちは日々何かを売る(買ってもらう)ために、何かを買っているものです。


メイクアップを学ぶことのできるアカデミー。

デザインワークを学ぶことのできるアカデミー。

パーソナルカラー診断資格を得るためのレッスン。

そして、経営者としての学びを得るためのアカデミー。

30歳で開業してからの10年間で合計すると、、、、、、


私も、チョメチョメ万円(!)くらいの学びを買ってきました。

無駄遣い??!

いえいえ、そんなことはありません。きっとw。



私が買ってきたどれかが、


誰かにとっての「売り」に映っているから、


(取り立てて秀でたこともありませんが)


そんなこんななのかな、


なんて思っています。




いずれにしても。

価値があるように見えるアレも、


どこにでもあるようなアレも、


どこかから買ってきて売られているもの、っていう意味では同じ。




あなたは最近、何を買いましたか?



どうして、それを買いましたか?



あなたが売っているものを、より立体的に見せてくれる、あなたが「買っている」もの。



ユーザーの関心は以外なところにも向いていたりするものです。



たまには趣向を変えてそんな発信してみるのはいかがでしょうか。

では。

コメント

タイトルとURLをコピーしました