はじめまして!
都内のシェアサロンにてフリーランス美容師をやっております『りょうへい』と申します。
そんな僕は郊外にある地域密着型サロンで社員として9年、同サロンにて業務委託として3年。
現在面貸し2年目のフリーランス美容師5年生。
この美容ツイサロマガジンでは自身の現在進行形な経験を生かして、[カトゥーン日記]と題しリアルなフリーランス美容師のあんなことやこんなこと、『えっ、そんなこと言っちゃっていいの?』的なことを発信していけたらいいなと思っております。
お久しぶりすぎる、、、
そして、明けましておめでとうざいますな第18回目の今回は、
「フリーランス美容師が大事にしたいサブスクリプション」
というテーマで書いていきたいと思います!
今回の記事はこんな方にお勧めです。
「サブスクリプション」と「サカナクション」の違いが知りたい方
「サブスクリプション」と「◯◯放題」の違いが知りたい方
「サブスクリション」と「美容師」の関係性について知りたい方
この記事を読めばサブスクリプションとサカナクションの違いがわかるだけでなく、美容師にとって大事なサブスクリプションとは何なのかについて理解が深まるのではないかと思います。
それでは聴いてきださい。
サカナクションで「新宝島」
サブスクリプションとは?
サカナクションとは2005年に結成された日本のロックバンドで、ボーカルギターの山口一郎を中心とした男女5人で構成される。バンド名は「魚」と「アクション」の単語を組み合わせた造語。
引用:https://ja.wikipedia.org/
・・・
以上!
わかりましたね!
今回の記事はここまで!
・・・
はい、真面目に書きます。
最近よく「サブスクリプションサービス」というワード聞きますよね?
「サブスク」なんて訳されてたりなんかしてみたりラジバンダリ。
とはいえ『サブスクって具体的にはどうゆうことよ?』と思っている方もいるのではないかと思います。
そう思っているあなたも意外と普段の生活のなかで何かしら一つはこのサブスクのサービスを利用している可能性があります。
例えば身近なものだと以下のものがそうです。
Amazon Prime Video
Netflix
U-NEXT
Spotify
Apple Music
DMM英会話
この他にも車や家具、ファッションなどまだまだありますが、どれか一つくらいは利用したことがある、もしくは現在利用しているものがあるなんて方もいらっしゃるかと思います。
ちなみに僕はアマゾンプライムで「鬼滅の刃」にどハマりし漫画も全巻買い、映画も見てすっかり策略にはまってしまったにわかファン代表です。
このブログを書いているい間も全集中です
ブログの呼吸。
こういうことをすぐ言いたがる辺りがいかにもにわかファン満載ですよね。
上記にあげたもののようにそもそもサブスクリプションというのは、その商品やサービスに代金を払うのではなく、利用するその「一定の期間」に対して代金を支払うビジネスモデルのことを指します。
アマゾンプライムでは僕は鬼滅の刃を見ていましたがその番組だけを買っているわけではなく、サービスを利用している間はその他の番組も一定期間、いつでも見ることができます。
この「一定期間」に対して料金を支払うのがサブスクリプションです。
ちなみにアップルミュージックでは勿論、サカナクションをサブスクリプションで聞くことができます。
(もういい。)
美容師におけるサブスクリプションと◯◯放題は違う
『一定の料金を払って商品やサービスを買う「◯◯放題」、いわゆる定額制と同じじゃないの?』
こう思った方。
今回のポイントはそこです。
一定の期間、決まった料金を支払うという点では「サブスクリプション」と「定額制」は同じように見えますが大きな違いがあるんです。
それは、「サブスクリプション」はお客様のニーズに合わせて料金プランやオプション、サービスを用意して常にそれらをアップデート、改善し顧客満足度を上げていかなければならないという点です。
もうちょっと簡単にいうと、サブスクリプションは購入してもらうことを目的とするのではなく、いかにそのあと長く契約し続けてもらうか、購入し続けてもらうかを意識しなくてはならないビジネスモデルなんです。
購入してもらってからが勝負、これがサブスクリプションです。
例えばの話をしてみましょう。
僕はビールが好きなので居酒屋でよく飲み放題というメニューを頼みます。
「2時間で1,500円」とかってよく見ますよね?
この飲み放題というのは2時間の間にビールを何倍飲んでも1,500円という意味です。
とはいえ一杯頼むごとにどんどん美味しく改良されたビールが出てくるわけではありません。
一杯頼むごとにグラスがキンキンになっていくわけでもありません。
一杯頼むごとに嬉しい乾きものがオプションでついてくるわけでもありません。
なんならガスがほとんど抜けたビールが出てくることだってあります。
(グレードダウンしとるがな。)
それでも僕はビールを頼み続けます。
(ただビールが 好きなだけ)
これはあくまで飲み放題というパッケージの商品を売っているだけであって、お店側としては2時間経過したらまたさらに継続してもらおうという意識があるわけではありません。
◯◯放題=買ってもらうまでが勝負
サブスクリプション=買ってもらってからが勝負
ここがこの二つの大きな違いであります。
美容師とサブスクリプションの関係
美容師さんはお店として、もしくは個人として集客したお客様を担当しますよね?
新規のお客様を担当すると次回もリピートして来店していただけるよう、さらに指名のお客様として再来していただけるよう色々考えて施術や接客をされすはずです。
そうやって新規のお客様を担当し、仕上がりもバッチリで雰囲気も好感触だったのになんで返ってきてくれなかったんだろうと凹んだり頭を抱えたことありませんか?
なんならマイナスな口コミをいただいたなんてもとも。。。
僕は何度悔しくて枕を濡らしたかわかりません。
何度天を仰いだかわかりません。
こうやって常に考え、より良いモノを提供したいとお客様に接すること自体、美容師というのはサブスクリプションというビジネスモデルだと思ってます。
美容師は当然お客様に来店していただかないと成り立たないお仕事です。
施術をするということはオンラインでは成り立ちません。
集客をして新規のお客様に来てただくことはもちろん大事です。
とはいえ本質は新規で来ていただく(購入してもらう)ことではなく、実は再来していただくことであったりご指名いただく(一定期間継続して購入してもらう)ことを目指している美容師さんが多いはずですよね?
むしろそうでないといけないと思っています。
次回も来ていただけるよう指名していただけるようする為には、美容師側はお客様のニーズに合わせた技術や施客を提供して常にアップデートしながらより顧客満足度を上げていかなければなりません。
1回こっきりの来店(購入)を目指すのではなく、2回目・3回目と再来していただく(継続購入)こと目指す必要があります。
一度ご来店いただいたお客様が2回目指名して来店いただく。
ここからいかに定期的に継続して来店いただくかが勝負である仕事だと思っています。
フリーランス美容師にとってのサブスクリプション
ここでフリーランス美容師にとってのサブスクリプションの重要性についてお話しさせていただきます。
フリーランス美容師は来店されるお客様は当然全てご指名いただいているお客様です。
自分で発信をし集客することでお客様に来ていただきます。
当然、正社員として活動される美容師さん同様、継続して来店いただけるよう常にアップデートしながら対応させていただいていくことは必須です。
フリーランスになる理由は人それぞれかと思いますが、そもそも僕がフリーランス美容師になった大きな理由の一つとして、今後はお客様と長くお付き合いをしていかなければいけないと感じたからです。
美容師は体力勝負なところがあり、年齢とともに一日に対応できるお客様の数も少なくなってしまうことや、結婚・出産などで生活環境が変わってしまうことで時間の使い方も大きく変わってきてしまいます。
ですがフリーランスという働き方は基本的に一人で施術・接客を担当する為、一日に担当できるお客様の人数も限界があります。
限られた時間で限られた人数をこなしていく為にはLife Time Value(LTV)、いわゆる顧客生涯価値を向上させていく必要があるのですが、これは一人当たりの単価を上げていくというのとは違います。
継続して来店いただく、継続してご指名いただく為にはこの顧客生涯価値の向上を意識し常に自分自身の価値やサービスをアップデートしていく必要性があります。
フリーランスという形で働くのであればここに一層注力していく必要があります。
とはいえ既存のお客様でも転勤などの生活環境の変化で来店していただけなることもあります。
今回のコロナの影響で県外からのお客様で行けなくなったと連絡をくれた方も大勢いらっしゃいました。
これらはどうしようもできないことですが、既存のお客様がいるからといって新規集客をしないというのも危険です。
フリーランスとして活動するのであればで働くので新規集客のための発信もしなければいけません。
少し話はそれてしまいましたが、新規のお客様への発信と既存のお客様へのLTVの向上を常に意識すること、この二刀流で挑みましょう。
とはいうものの、そのウェイトバランスはそれぞれのフェーズによって異なると思っています。
既存のお客様が少ない場合はLTVを意識しつつも、新規集客に全集中する必要があり、逆に既存のお客様が多い場合はLTVに全集中して、新規集客は意識しつつもそこまでやりすぎないほうがいいと思っています。
一人でお客様を担当するには対応できる限界があり、新規のお客様が増えすぎることによって既存のお客様に負担をかけてしまう恐れもあります。
それによって既存のお客様へのLTVが落ちてしまう危険があるなと。。。
これはそれぞれ考え方が違うかもしれませんが、僕はそう感じています。
まとめ
今回は美容師におけるサブスクリプションについてお話しさせていただきました。
お客様への技術の向上や接客の向上など、LTVを上げる方法はたくさんあります。
例えば僕はお客様への連絡をまめにするようにしています。
来店当日の朝の「よろしくお願いします。」
来店当日の夜の「ありがとうごさいまた。」
来店一週間後の「その後調子どうですか?」
そのお客様の来店周期を把握し、前後の「そろそろですよ」アナウンス。
ちょっとしたことですが、いかにお客様とのつながりを深くするかということも一つの方法かなと思います。
まさにセルフメルマガ配信ですね。
長くなってしまいましたが最後までお読みいただきありがとうございました。
どうですか?
サカナクションとの違いはわかりましたか?
ついでにバクマン。も見たくなった人もいるはず。
(それは僕です。)
とりあえずその前にアマプラで鬼滅の刃を全集中で見ましょう。
ファイヤースティックのリモコンはちっちゃくて細いので無くさないように。
それでは最後に聴いてください。
LiSAで「紅蓮華」
青山にあるシェサロンで活動するフリーランス美容師。 ブログという文字のコンテンツを使って美容師の可能性、更にはフリーランスの可能性を伝えたいきたいです。 男性のお悩み解決ブログも運営しておりますので良かったら是非!
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