美容ツイサロマガジン編集長の倉田晋吾です。
編集長をしながら若手美容師や美容学生に向けて
ラジオ配信や美容ツイサロマガジン内で記事を書いています。
メッセージ
これから美容師になる皆さん
様々な思いを持って、不安や期待を抱え、この業界に飛び込んでくる人たちがほとんどだと思います。
私事ですが、自社で求人の担当をさせてもらっており、様々な新人さん達を見てきました。
毎年ように新人に携わり、その子たちが成長していく様を間近で見ることができるのが何よりの楽しみです。
そんな中、この子なら!!と思い、採用をした子でも数ヶ月と続かない、せっかく選んでうちの会社に来てくれた子を全員を幸せにできず超絶モヤモヤすることがあります。
その度に、決して入社してきてくれた子たちにすべての原因があるわけではなく、自身の力量不足に責任を感じます。
そんな多くの新人を見てきた僕がお節介ながら唯一これから美容師になる皆さんにアドバイスできることがあるとするならば、「自分が思い描いた夢を簡単に手放すな」と言うことです。
環境が変わって、生活の仕方が変わって、付き合う人が変わって…様々な変化がある中で、日々の生活に追われ、意外と簡単に自分の夢を忘れてしまい、目の前の苦しみに翻弄されてしまう人が多いんです。
どんな美容師になりたいですか??
どうして美容師になりたいと思ったんですか??
今思ってることを大切にしてください。絶対に忘れないでください。
美容師免許を取るのは決して簡単ではありません。
費やした2年間を無駄にしてしまうのは非常にもったいないと僕は思っています。
これは単純に、かけた時間などではなく、思いを持って挑戦したことを数ヶ月で捨てられるものなのか、と言うことに対してです。
正直、美容師のスタートは自分の技術でお金をいただけるようになってからです。
アシスタントなんて美容師の「び」の字くらいしか見えてません。
その手前で見切りをつけて業界から離れてしまうこと、これは自分の見積もりの甘さがあるのも否めないと思います。
僕は美容の免許を取った人が全員やめない世の中にしていきたい、とは思っていません。
やる気のある人たちやお客様と本気で向き合いたい人たちが集まる集団になっていくのが美容業界の質を高めていくはずです。
必然的にそこからあぶれてしまう人が出てしまうのも事実で、それを無理矢理引き止めようとは僕は微塵も思っていません。
でも、美容師になろうと思ったのは、誰かに言われたわけでもなく、親から勧められたわけでもなく、自分の意思でチャレンジをしようとした人がほとんどではないでしょうか。
もしかしたら自分の意思で選んだ1番最初の人生の選択肢かもしれません。
そして、これから何度もその選択を強いられることになると思います。
その中で1番最初に選んだものが後悔のあるものになってしまったらその選択を教えられるたびに迷いが出てしまうかもしれません。
自分で選んだ選択肢、自信がもてるよう、ぜひ大事にしてあげて下さい。
皆であなたのことを待っています。
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サロスクマガジン編集長
美容学生と美容師に取材を行っている
本職は美容師
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