「成功体験を積み重ねることが大切だ」
よく聞くワードですが、積み重ねることでどんな効果があるのか皆さん考えたことありますか?
自身が何かを成し遂げたという成功体験を重ねることで自信を取り戻し、リカバリーの促進につながる。いわば正のサイクルを回せるようになるのだ
↑で聞き流しも出来ます
結果は同じだけどそこまでの過程の違い
「結果が同じならどっちでも良くない?」
そんな声が聞こえてきそうですが…。
いえいえ、実はそんなことないんです。
わかりやすくどんなものかというと
正のサイクル「がんばる→点数が上がる→うれしい→またがんばる」
負のサイクル「さぼる→点数が下がる→やるきを失う→さらに点数が下がる」
みたいな感じで、仮にここでとった点数が同じだとしてもそこから先の道が大きく分かれてしまい、その後の結果に変化が起きてしまいます。
例えば僕たち美容師でいうとアシスタント→スタイリストになるっいう結果は皆一緒ですよね
ですが、そこに行き着くまでの過程の違いでスタイリストになった後の技術の伸び代やお客様のリピート率など…
いわゆるスタイリストとしての能力に大きく差が出てきます。
今回はそのサイクルの違いについてお話して行こうと思います。
必要なのは
結論から言うと、必要なものは
「成功体験の積み重ね」です。
負のサイクルに入っている場合、この成功体験の経験が少なくなっている状態となります。
「負のサイクル」に陥った時あるある
〜できてないよー!
(あちゃー!)すみませんー!
とか
あの期限のやつ今日までだけどどうなった?
(ひゃー!やってないー!)今日中に出します!
とかとか
そろそろ技術受かりそう?
(ヤベッ、練習してねぇ!)そうっすね!
なんてこと経験あるんじゃないですか?
僕ですか?死ぬほどあります…笑
要するに、「後手に回ってしまってる状況」を例に挙げているのですが
これらは自らが作ってしまってる事が往々にしてあります。
少し考え方や、行動の仕方を変えるだけですぐに取り戻せるのですが
この時の皆さんはきっと
何やっても上手くいかない…しんどいなぁ
と言うような心理状態に陥っているのではないでしょうか?
そうです、これが
『負のサイクル』
なのです。
ここに陥ると抜け出すにはそれなりの労力が必要になってきまし、
そもそも自分が負のスパイラルの状態に陥っていることを理解する事ができない状態になっている可能性もあるんです。
そうしている間にも状況が良くなることはなく、「体力」「気力」共に消費をしていき気がついた時には心身がボロボロに…
そうなる前に皆さんには「正のサイクル」入る、ないしはその入り口にたどり着くヒントになってくれたら嬉しいです。
正のサイクルとは?
では「正のサイクル」とはなんなのか?
この状態に入ると
・先を読みながら自分で行動できるようになる
・成長スピードがグーンっと上がる
・ネガティブにならない
めっちゃくちゃ良くないですか???
じゃあ、そのためにはどうしたら良いのか…
それは、結論にもあったように
「成功体験」の数を増やせば良いんです。
「それが難しいんだよ!」って声が聞こえてきそうですが…
やるべきことは2つ!
一つずつ解説していきますね!
ステップを分ける
こちらの回でも少し触れたところになりますが
スタート→ゴールを細分化してあげると良いと僕は考えます。
一気にゴールを目指そうとするあまり途中で失速してしまい、最終的にケツを叩かれる…
ゴールのみを「成功体験」と考えてしまうのではなく
ゴールまでの過程の各階段に「小さなゴール」を作ってあげると良いんです。
例えば『モデルを1人街中で見つける』がゴールだとしたら
・ハントはできなかったけど連絡先は交換できた
・断られたけど5人に声掛けられた
・ハントするために駅まで行った
・なんなら朝起きれた
こんな感じで
各所に「小さなゴール」を自分の中で設定しておくと次のゴールまでのハードルが少し下がりますよね?
そんなイメージです
当たり前のことを当たり前にする
大きなゴールを達成するためにはまずは
『目の前のできる仕事に全力で取り組む』
地味でコツコツで誰も見ていないようなことかもしれませんが
この積み重ねが『正のサイクル』の入り口です。
野球やったことがない人が逆転サヨナラ満塁ホームランは絶対打てないですよね?
素振りから初めて、止まってるボールにバットが当たるようになって…
なんでもそうです、コツコツに勝るものはありません。
頼まれた仕事をやる
目の前の技術を一生懸命覚える
わからないことを聞く
そうです、当たり前のことを当たり前にやる
シンプルですが最も難しいことです。
まとめ
以上の2点です。
なんか簡単そうじゃありません?
行動と考え方の変化で少しずつ今の現状を良くしていくことができます!
成功体験については次回の記事で書かせてもらいますね!
では!
サロスクマガジン編集長
美容学生と美容師に取材を行っている
本職は美容師
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