TOOL MAGAZINE編集長のくらたです。
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それではいきましょう!
美容室ならではの課題
僕達美容師は労働集約型ビジネスと言われています。
要するに『自分の手でお金を生み出す』ということです。
この時に出てくる課題が『自分の体以外に生み出せるものがない』ということですね。
自分は一人しかいないし手は二つしかありません
その中で幸せに出来るお客様の数はどうしても限られてきます。
これは現実として仕方がないことですよね。
人体改装しない限り?
手をポケモンのカイリキーみたいに四つとかに出来ればいいですけどね。
自分一人で生産性を高めていくためには
技術スピードを早めるか、価値(単価)を高めるかしかないんですね。
生産性を高める方法はいくつかあります
- 技術スピードをクオリティを下げずに早める
- 自分にしかないウリのメニューを作る
- 出来ないことを出来る様になる
などなど考えれば方法はいくらでもあるわけですが
1人でやるには現実問題『限界』はあるわけです。
一人で同時に二人のお客様のカットは出来ないですからね。
働き方の多様性
近年、フリーランスという働き方が増えてきていますが
お客様に対し、自分一人で最初から最後まで責任を持ってやりたい
その考え方、カッコいいしめちゃくちゃ尊敬します。
そんなフリーランスの働き方に興味がある方はこちら
『正社員』としての働き方
今回の記事はフリーランスとは別の考え方になります。
今、フリーランスだったり業務委託などで働く美容師さん増えています。
その人たちの事はさっきも言ったみたいに僕はものすごく尊敬しています。
- 自己ブランディングだったり
- 集客だったり
- 予約管理だったり
全部自分でやってるんですもんね。
僕にはちょっと出来る気がしないです…笑
今回はフリーランスの方々と違う目線でのお話です
というのも、僕は正社員として美容室に従事しているので
正社員側としての魅力をお伝えしていこうかと思います。
『チーム』として働くこと
もしあなたが、
より多くのお客様をもっと幸せにしたいと考えているであれば
個人の種目ではなくチームの種目になっていく必要があります。
つまりは『一緒に働く仲間が必要』になるってことです。
1人では出来ない人数のお客様を呼び込むことができて
一つのチームとしてサロンワークをすることで
役割分担をしつつ、その人のもつ最大限のパフォーマンスをお客様に提供することができるわけです。
この役割分担の中にはサロンワーク以外にも様々な要素が含まれていて
・教育
・求人
・材料
などなど、店単位で必要なものや、方向性を決めて行ったり
美容師以外の役割を担ったりと会社として『役割』を果たすことが必要になってくるわけですね。
ただ、この一緒に働く仲間がいることの最大の魅力っていうのがあって
それは
『なにかを達成したときに喜びを共感出来ること』
なんです。
例えば
何か目標を達成できた
昨年の売り上げを超えることができた
昇格した(アシスタント→スタイリストなど)
要はなんでも良いのですが(笑)
『お店の中での喜ばしいこと』を皆で喜べる。
これが最高なんですよね…!
この『喜びの共有』というのは一人では絶対に出来ないことじゃないかと思っています。
この価値が社員として働くことの最大のメリットなんですね。
まとめ
確かに他人と一緒に仕事をすることになるので
いざこざや煩わしいことなどがないとは言い切れません、
ですが、それを差し引いてもこの喜びの共有というのは価値があると思います。
自分が喜んでるときに一緒に喜んでくれて
スタッフが喜んでるときに一緒に僕もよろこべる
そんな人たちと働けて高みを目指しあえてるサロンワークのスタイルが
『正社員』
としての働き方ではないかと思います。
今後もこのあたりは掻い摘みながらお送りしていきますねー!
サロスクマガジン編集長
美容学生と美容師に取材を行っている
本職は美容師
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