今回は沖縄県は那覇市にある【沖縄ビューティー&ブライダル専門学校】さんにお邪魔してきました。
ビューティーアートさんは何度かお邪魔させていただいていますが、なんといっても特徴といえば…
全国11都市12校からの卒業生は、全国になんと35,000人以上!全国の美容専門学校の美容師合格者数No.1のマンモス校。
果たして沖縄校はどんな学生さんがいらっしゃるでしょう…?
それでは早速インタビューを覗いてみましょう!よろしくお願いしまーす!
1. 沖縄ビューティー&ブライダルの魅力はこれだ!
沖縄ビューティーアート魅力を、是非みなさんから未来の美容師を目指す中高生たちに伝えてもらいたいなと思います。
私が美容学校を探す際に”楽しさ”を重視してました。
色々な専門学校を見学する中で『美容学校に行く=美容師免許をとる』というゴールは一緒ということを知ったので、免許を取ること+αに何があるのかというのが大事だと思うようになりました。
ビューティーアートは先生が一緒になって放課後も練習してくれたり、 イベントでは一緒になって盛り上がって楽しんでくれたりする姿がある一方で、授業や普段の学校生活では、人間性を身につけるために「ダメなとこはダメ」とちゃんと教えたり、注意してくれるようなオンオフのメリハリがあるところが魅力的です。
私は県外で就職を考えていたので専門学校を選びはじめの頃は、県外の美容専門学校に行こうかと思ってたんですよね。
ビューティーアートは全国に12の姉妹校があって先生が県外から赴任してくることもあるので、就職に関しての県外の情報が得やすいのが特徴というのを知って「沖縄で勉強するならここだ!!」と思ったんです。
これは県外、特に本島から離れた場合特有かもしれないですけど結構重要なことだと思います。
実は僕も沖縄出身なのでめちゃくちゃ新垣さんの気持ちわかるんですが、とにかく”情報が少ない”です…。
そういった意味で県外から赴任してくるというのは、SNSにはない生の情報を受け取ることができるわけじゃないですか。
これは魅力的なことですよね。
僕はたまたまビューティーアートのオープンキャンパスを見つけて行ってみたんですが…
先輩や先生がめちゃくちゃ褒めてくれたんですよね。
もちろん初心者なので、めちゃくちゃ出来るなんてことは当然ないですけど…。
これは入学してからも変わらずで、興味を持ったことに対して先輩も先生もサポートしてくれる文化があるのがビューティーアートのいいところなんだろうなと思います。
ビューティーアートの魅力って「やりたい!」って思わせてくれることなんでしょうね。
もちろんそれだけで上達できるわけではないので、練習をしたり、大変なことももちろんあるとは思いますが…
1番大切なのってそういう気持ちが心の底で持ち続けられることだと思うんです。
生徒が言ってくれてたことがほとんどです。
姉妹校があるスケールメリットはもちろんですが、他にも美容にまつわるイベントがすごく多かったりするので、学んだ技術を生かすことができたり仲間と切磋琢磨しながら、人間性を高めていける環境だと自負しています。
2. これは知っておきたい!ビューティーアートのイベント
先生からもありましたが「ビューティーアートはイベントが多い」ということですが、イベントに限らずみんなが「これは気合い入れて取り組んだ」っていうものを教えてください!
私は入学式ですね。
入学式!?
ビューティーアートでは普通の式典の後にセレモニーがあるんですけど、5分ほどのビューティーショーを行うんです。
セレモニーは私たち学生がメインで作り上げるショーなので、半年近くかけて準備を行ってきました。
予算がある中で衣装やメイクをどうするか、ショーの構成、照明、音響に至るまで構成が固まるまでチームで話し合いや試作をたくさんしました。
ショーが無事に終わった時、感動して涙が溢れて出ちゃいました。
私たち学年がこのようなショーをできたのが、今回の入学式のセレモニーが初めてで…。
夏には”リブレ”っていうビューティーショーが控えてるので、それに向けてまた頑張っていきたいなと思ってます。
私は”コンテスト”ですね。
ビューティーアートはコンテストが大規模で、12の姉妹校が集まって開催されるんです。
沖縄校も参加をしていて、ワインディングで私は沖縄では1枠しかない代表に選ばれました。
このコンテストは各校で気合が入ってて、放課後の時間を使って練習をしたり、夏休みにも自分たちでスケジュール立てて、学校を開けてもらったり…。
先生もつきっきりで教えてくださるので、このコンテストに限らず様々なコンテストにも「参加してみたい」と思ったり、何より自信になるので良いことづくしです。
美容師の仕事って何かを1つできるようになるってことは、 自分のレベルが上がっていくだけじゃなくて、その技術がいずれお客様に必ず反映されるものなんですよね。
だからそのレベルアップはめちゃくちゃ大事なことだと思います。
あとは練習をするときに大事なのは「お客様を想像すること」
今勉強していることは最終的には美容師になってお客様に提供する技術なので、ウィッグではあるけれども「顔に髪がかかってないか?」などは今からでも気をつけていると全然変わってきますよ。
校内のイベント以外にも外にも面白いこといっぱいありますよー!
最近だとfc琉球の試合日にブースを作ってヘアアレンジをさせてもらったり、大学のファッションショーのヘアメイクをご依頼いただいたり、成人式の着付けもできたりします。
楽しいだけじゃなくて、自分の成長も感じながら美容師になったら絶対に活かせるようなイベントにも参加できたりするのでそれもオススメですね。
3. 生徒たちが思う「ビューティーアートがこうなっていったらいいな」
ちょっと突っ込んだ話聞いてみましょうか!
ビューティーアートがもっと盛り上がるために「こういうことできたら良いなー!」みたいなのはみなさんありますか??
実は私たち3人、オープンキャンパスのスタッフを担当をしているんです。
スタッフになること自体は強制ではなくて、参加意欲があればエントリーする形なんです。
ただ、誰でもできるわけではなくオーディションを通して選ばれるんですけど…。
その際に1番大切なのは”やる気があること”ですが、それ以外にも外部の方を対応することになるので、基本的な挨拶などの社会人として必要なことを徹底できてるかを見られるんですよね。
ただ、このオープンキャンパスを通して身につくことはたくさんあるので、これから入ってくる子たちにはぜひこういった役割には積極的に参加していって欲しいなと思います!
オープンキャンパスのスタッフになるためにオーディションがあるのってすごいですよね…!
こういうイベントに積極的に参加することで身につくことや自信につながることは多くありそう!
コンテストをもっと盛り上げていきたいです…!
できれば沖縄の出場枠を増やして欲しいです…!
そのためには沖縄校がもっと実績を残せるようにしていかないといけないんですよね…。
コンテストのためってわけじゃないですけど、技術を身につけるって美容を提供する私たちにとっては欠かせないことだと思うんです。
だからコンテストに限らず、技術を磨くことを好きになってくれたらいいなー!
これは間違いないです!
もちろん、入賞をしたりすれば履歴書に書いたりできるのはそうですが、なにより上手くなる=お客様に喜んでもらう術の1つになるので、このマインドはめっちゃ大事です!
ビューティーアートには美容科に限らずヘアメイク科、トータルビューティー科があるんですが…
全体で「何かやるぞー!」って機会をもっと増やしていけるといいなと思います。
今でも決して少ないわけではないんですけど、1,2年生が全体で取り組むイベントが増えていくことで自然とコミュニケーションが生まれて仲が深まっていくと思うんですよね。
そうなると、例えば友達や後輩と学校の話になった時に楽しい話がたくさん出てくるはず。
興味ある子たちには「なんか面白そうかも!」って思ってもらえるようになるのも盛り上げるになるんじゃないかなー?
ちょっと難しい質問かな…?なんて思ってたけどすごい…!
めちゃくちゃ学校思いじゃないですか。先生、今生徒たちが言ってくれたこと学校全体にシェアした方がいいですって!
4. 先生にも聞いてみた!どんな学校生活を送ってほしい?
私は教師をしながら定期的にサロンでも働いてるんですが…。
ええー!それはすごい。
現場で働いているからわかることでもあるんですが、美容師の仕事ってやっぱり人との繋がりがすごく大事なんですよね。
なってからできる繋がりもたくさんあるとは思いますが、今ある後輩や友達、先生たちとの繋がりを大切にしながらさらに深めていってほしいですね。
社会に出た時に、ビューティーアートでできた繋がりの輪をもとに外にどんどん広げていってほしいですし、振り返った時に「あ、なんかこの2年間めっちゃ楽しかったな」って思えるような学校生活を送ってほしいなと思います。
現場を経験しているからこその視点ですねー!
毎日を楽しく学校生活を送ってると、きっと仕事も楽しくなれるはず。これは本当にそう。
楽しむも色々ありますが、チャレンジを楽しめるといいなーと思います。
失敗しても乗り越えることや起き上がり方は先生たちが絶対にサポートしてくれるはず…ですよね?
もちろんです!!!!!!
5. 取材者ではなく先輩美容師として、みんなの質問に答えてみた
最後に、せっかくこうしてお話の機会をいただけたので美容師として気になることや不安があったらバシッとぶつけてみてください!
惣慶さんが東京出るきっかけってなんだったんですか…?
1人で誰も知らない土地に行って自分の力がどこまで行けるかなっていうのを試したくて…。
あ、なんか恥ずかしい。
当時の僕は東京ってみんなが夢を叶えるために集まってきてる場所だと思ってたんですよねー。
いや、実際これはそこまで間違いではなかったんですけど。
多分そういう環境に行かないと、多分僕は甘えてしまうのが自分で分かってたんで親にも相談せずに沖縄出ました。
正直、ホームシックになることもありました。
でも、あの時決断して早く行けたことですごく刺激をたくさんもらえましたよね。
なので、もし迷っているなら間違いなく東京に行くことはオススメしたいです!
仕事を始めて苦労することとか、やめたくなることとか…そういうときってどういう風に乗り越えたのか気になります!
まず”ウチナータイム”ってあるじゃないですか、あれ沖縄以外だと通用しないんですよ…!
「9時集合ね」って言ってもだいたいみんな1時間遅れてくるみたいなの普通じゃないですか。
でも東京の人は5分前に行動してる。
正直一番最初に苦労したのはそれでした。めちゃくちゃ怒られた。
まあ、それは置いといて…。
僕、美容師になるのを親に猛反対されてたんですよ。
僕らの美容師時代って、 給料が安い、帰りが遅い、休みがない、さらには社会保険がついてないとか…親からすると心配される条件しかない。
「それでもなりたいから!!」って親の反対を押し切っていた以上「辛いから帰ってきました」っていうのも恥ずかしいなっていう思いはめちゃくちゃありました。
「沖縄帰りたいな…」と思ったことは正直何回もあります。
でもたまに帰った時に親や友達が「お前頑張ってんじゃん」って言ってくれたりするんですよね。
辛い時にそういう言葉を思い出して「ここで頑張んなきゃ俺ダメだな!!」って思って乗り越えてましたね。
実際に今もそうですね。
美容室でアルバイトをしながら勉強をしてるんですが、まだ何もできないシーンが多くて自己嫌悪になることが少なくないんですよね。先輩たちは慌ただしく動いているのに…。
そういうときってどうしたらいいですか…?
できることは少しずつかもしれませんが確実に増えていくので、空回りしないのが大事です。
先輩たちもみんなそのステップを経て今があるので大丈夫です。
ただ、その気持ちはすごく大事なのでそのシーンが訪れそうになったら「何かできることないですか?」って先輩に聞くのもいいですね。
そうすると、周りにはまだ教えてないような仕事を教えてくれたり、だんだん先回りして「このタイミングは〇〇が必要かも…!」みたいに予測ができるようになってきたりします。
これめっちゃ大事です。
悩むこともたくさん出てくると思うけど、一番考えてほしいのは”どうしたら目の前のお客様が喜んでくれるか”これに尽きます。
どうしようもできないことは仲間や先輩や信頼できる人に頼るのもとても大切なこと。
美容学生のみんなは全員活躍できる可能性のある存在。
このことだけでも覚えておいてくれると嬉しいです!
今日はありがとうございましたー!
学校情報
TEL.098-851-3166
FAX.098-851-3120
サロスクマガジン編集長
美容学生と美容師に取材を行っている
本職は美容師
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