TOOL MAGAZINE編集長のくらたです。
「くらたって誰?」そんな方のために自己紹介作りました。
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今回は「副業」について、私の視点も交えてお話ししていこうと思います。
これから始めてみたい
興味はあるけどどんなのがあるんだろう
という方はぜひ最後までご覧ください。
副業とは?
副業を希望する方は年々増加傾向にあります。
2017年時点で雇用者全体に占める希望者の割合は6.5%
2020年時点では副業の経験はないが今後実施してみたいと回答した人は41.8%にも上っています
(*リクルート調べ)
副業・兼業を行う主な理由は、
・収入を増やしたい
・1つの仕事だけでは生活できない
・自分が活躍できる場を広げたい
・様々な分野の人とつながりが欲しい
・時間のゆとりがある、現在の仕事で 必要な能力を活用・向上させたい
等が主な理由になるのではないでしょうか。
これらの理由は大きく3つに区分され、「収入アップ、スキルアップ、人間関係を広げる」が副業を始める際の大きなきっかけになると考えられます。
また、副業・兼業の形態も、 正社員、パート・アルバイト、会社役員、起業による自営業主等さまざまです。
厚生労働省のサイトにも「働き方改革実行計画」(平成29年3月28日/働き方改革実現会議決定) を踏まえ、「副業・兼業」を促進するガイドラインを提示しています。
近年では、パラレルワークという2種類以上の仕事を同時に手掛ける働き方をしている人も増え、本業と副業の境目が曖昧になってきています。
会社勤めの方は「副業届け」の提出が必要な企業もありますが、フリーランスの方は「本業ー副業」を区別する境界線はないようにも感じます。
副業を始める際に気をつけること
特に会社員の場合になりますが、厚生労働省は「副業」を推進しており、日本国憲法第22条1項の「職業選択の自由を保証する」という項目により、企業が就業規則等で副業を禁止できないことになっています。
とはいえ、全ての企業が容認しているわけではありません。
■「副業・兼業」を認めている企業は約5割にのぼる。副業導入企業は社員の「スキルアップ」「モチベーション維持」等に対してポジティブな印象を持つ企業が多かった
現在、副業・兼業を認めている企業は全体で49.6%、将来的に認める・拡充する予定の企業は計57.0%(※)となった。業種別では、医療・福祉・介護が他業種に比べ、現在認められている割合が最も高い(57.2%)。副業を認めている企業は副業に対して「社員のスキルアップにつながる」「社員のモチベーションを維持できる」等ポジティブな印象を持つ企業が多い。一方、副業を認めていない会社は「社員の労働時間が過剰になり本業に影響が出る可能性がある」という印象が強かった(副業認可企業:35.1%、副業不認可企業:53.3%)。
マイナビ/働き方、副業・兼業に関するレポート(2020年)より/https://www.mynavi.jp/news/2020/10/post_28795.html
そのため、自分が勤めている会社が「副業可能」かどうかを確認した上で可能な場合、始めるための必要なステップを踏むのがセオリーです。
勝手に初めて後々トラブルになるようなことは避けることをお勧めします。
副業の種類
様々な種類がありますので紹介をしていきます。
全てを紹介できないので大分類としての分けたものを
副業には大きく3つに分かれます。
投資型
投資型の副業は主に「株式」「FX」「暗号資産(仮想通貨)」「不動産」などです。
どれも始めるのは簡単ですが、元手となる資金が必要となります。
また、リスクが伴うことも忘れてはなりません。
場合によっては資金が減るリスクもあるので、最低限の予備知識と減っても支障をきたさない資金の余裕はあったほうがいいですね。
ネット型
最も幅の広い副業です。
「転売」「アフィリエイト」「クラウドワークス」「ライブチャット」等がこれに該当します。
お小遣い稼ぎ程度から、本業以上に収入を得ることができるものまで非常に幅が広いです。
時間やスキルに関しても、必要なものもあれば、そういったものが不要なものもあります。
リスクも選択次第ではノーリスクで始めることができるので「まずは何か始めてみたい」とう方はここからもいいかもしれません。
労働型
労働型の副業は主に自分の身体を使って働く仕事のことを指します。
主に「アルバイト」がここに該当します。
自身の体と時間を当てることで確実な収益を得ることができますが、時間拘束をされてしまうという点では本業とのバランスの取り方が大切になります。
まとめ&個人的意見
副業を始めるにあたって一番大切なのは「どんな目的を持って始めるか」です。
収入アップ、スキルアップ、人間関係の拡大…
それぞれ目的によって始める副業のスタイルが必然的に絞られてくるのではないでしょうか?
最後に個人的な見解を少しだけお話しさせてください。
私が思うに、副業を始めるにはまず本軸である仕事で食いぶちに困らないことからスタートですね。
余った時間が生まれてから、その時間を「副業」に回すことが最も生産的です。
ですが、美容師と仕事の性質上”余った時間”を作り出すことは非常に難しいです。
というのも職人気質な側面があるため、どこまでも突き詰めることができる仕事であるのが美容師という職業だからです。
「ここまでいったら始めても大丈夫」というのは存在しません。
まずは絶対に折れることのない本軸を作りましょう。
好きなことをやりたければ「たとえ金にならなくても死なない設計」が必要です。
両方ともないがしろにして共倒れしてしまっては本末転倒ですからね。
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サロスクマガジン編集長
美容学生と美容師に取材を行っている
本職は美容師
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