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今回は国際文化理容美容専門学校渋谷校(以下国際文化)さんにお邪魔してきました。
都内でも有数の生徒数を誇る専門学校です。
美容業界にいたら名前をご存知の方も多いのではないでしょうか?
お話を聞いてきたのはこちらの学生さんたち!
TOOL MAGAZINE編集長
大西紬生(おおにしつむぎ)Instagram:_.01.apr8
羽田野凛(はだのりん)Instagram:__rin1028
茂木愛翔(もてぎまなと)Instagram:manatonton_
鳥山紗乙里(とりやまさおり)Instagram:toriyannn
早速行ってみましょう!
3ページの大ボリューム!是非最後までお付き合いください!
どうやって就職先選んだの?
今日はよろしくお願いします!
早速ですが皆さんは2年生ということで、就職先サロンが全員決まっていると伺ってます。
就職されるサロンさんと出会ったきっかけってどんな感じだったんでしょうか?
私は、4月に学校主催の会社説明会があり、その際に見学に行かせていただいたサロンさんから内定を頂きました。
説明会…?
就職ガイダンスのことですね
就職ガイダンスとは?
⇨毎年国際文化では1,300社以上から求人が寄せられています。
就職ガイダンスは、美容・理容・エステティック・ネイル・ブライダル・アイリスト・メイク・着付等の業種に細かく分けて開催しています。国際文化の学生のためだけに、500社以上の人事担当者が直接来校して説明会をおこなっています。
(編集長も人事担当として参加したことあります)
ちなみに余談ですがこの取材、私の後ろに先生方が3名ほどいらっしゃって、実は私死ぬほど緊張してました。
元々は知らなかったサロンさんだったんですか?
お名前を知ってるくらいでしたね、気にはなっていたのでお話聞かせていただいて強く興味を持ちました!
私が就職するサロンを知るきっかけは代表の方の雑誌掲載数がとっても多かったんです。
ヘアカタログなどの雑誌を見ていてよくお名前は拝見していました。
どんな雑誌でした?
一般誌ですね、本屋さんとかに並ぶ。
お名前を知っているくらいだったんですけど…。
一年生の頃にSNSで見つけたサロンがそこだったんです。
そこからサロンに通わせてもらい、最終的に内定いただいたって感じです。
おお、出会うべくしてって出会ったって感じしますねー!
僕の場合は、高校生の時から結構いろんなサロン見て回っていたんですよ。
とりあえず片っ端から有名店行きましたね、主には表参道と銀座あたり。
就職サロンも気になって、直接行かせていただいて、そこから働いてみたいって興味を持った感じですね。
高校生の時から!?
美容師になりたいと思ったのは中学1年生からでしたね。
1年生の時に「就職どうしよう?」と思っていて、美容師をやることは決まっていたのでインスタを中心に探していました。
自分が好きな雰囲気や気になるところサロンさんには片っ端から全部切りに行きましたね。
直感的に「ここだ!」と思ったサロンさんに通って内定をいただきました。
直感っていうのは結構大事だったりしますよね。
言語化できないけど「ビビッときた!」って感覚。
全員異なる方法や考え方で現在の就職先と出会ったんですね。
ちなみに学生さんたちが就職先を探す方法として上位は
- 学校の求人情報
- サロンのホームページ
などが上位に上がっているようです。
やはり、今の就職活動にはInstagramは欠かせませんね。
サロンを決め手は?
今「決め手」みたいな所が少し上がりましたが、皆さんが就職先を決めるときに「基準」があると思うんです。
皆さんのサロン選びの「基準」はありましたか?
インスタとかでスタイリストさんが作られてるスタイルは結構見ることが多いです。
そういうところから興味を持つことが多いかもしれません。
そこからお店に実際に行ってスタイリストさんとの会話だったり、スタッフ同士の会話だったり、お客さんを含めたサロン全体の雰囲気とかはすごい見てたかなー。
僕は「技術レベルの高さ」が基準です。
決め手になったのもサロンで実際に施術を受けてすごい!と感じたからでした。
自分の価値観ですがそこを大事にしてましたね。
追及してたどり着いたのが今の自分が内定をいただいたサロンさんなんですけど、すべてのレベルがもう今までで一番だなと思えるレベルでした…!
じゃあ決め手はサロンでの施術だったってことか
実はまだ迷っていた段階でしたが、志望サロンの代表さんの特別授業が学校であって、お話を聞いたり技術を間近で見て「ここで学びたい!」と思い、決心しましたね。
私もインスタとかで見てて「こんなイメージのスタイルを作ってる人がいいな」っていうのを一番ポイントに探していました。
一番の決める基準はスタイルってことですか?
どういう事に特化してるサロンなのかっていうのが一番気になるところでしたね、それが基準だったかも。
私はハイトーンが得意なサロンを探してて…。
今の”ハイトーン推し”って選ぶのすごい難しそうですよね。
溢れすぎてる…。
そうですね、ただ自分の好きなイメージは決まっていて、その中でも技術は特に見てました。
投稿を見てても技術上手だなって感じる人はいて…。
いくつか気になるところをピックアップして、あとはお店の人の雰囲気だったりを知るために直接伺ってました。
私が就職するサロンさんは、ものすごくスタッフ間の仲が良くてみんなでバーベキューに行ったりとか 、いい意味で上下関係があまりないサロンなのでそこにもすごく惹かれました。
見るだけじゃなくて、お客様として来店し続けたからこそですね。
だからスタッフ同士の雰囲気とかはよく見えてたわけですね
カット、カラー、ブローなどのいわゆるサロンワークとして必要な技術も好きなんですが、普段のサロンワークと別にもう一つ何か技術を持ちたかったので、私は着付けの技術が大好きで着付けのメニューがあるお店を探していました。
好きな技術のカテゴリから選ぶわけですね!
着付けをやってる所って結構あるもんなんですか?
場所とかにもよるんですけれどもすごく多いわけではないのかなって思います。
青山表参道エリアで働く予定なんですが、探すのは結構大変でした…。
確かにその辺りのエリアで着付けをされているサロンさんがあるイメージないんですよね。
どちらかというと郊外のイメージがあります。
青山表参道で着付けをされる方達ってどんなシチュエーションでやるんだろう?
お店のすぐ裏に大学があるんです。
きっと卒業式とか成人式とかに学生さんがいらっしゃるのかなって思ってます。
じゃあ着付けをされる方は地元の人とか学生さんというわけだ
サロンの客層が学生さんも多いのでそういった方達はもちろんですが、主婦層の方もいらしているので成人式等のイベントに限らず、お出かけされる方のための着付けやヘアセットの方もいらっしゃるのかなと思ってます。
僕は着付けを全然やってないから着付けをやる人達の年齢というのは意外と結構広いんですね、知らなかった…。
そうですね、確かに着付けは冬や春などのシーズンが多いのですが、訪問着とか行事以外のことでも着物を着る機会があるのでそういった方からのご予約はあるみたいですね。
どんな空気感の、どんな人たちが在籍しているかという「サロンの雰囲気」と
どのクオリティでどんな美容師になれるかという「技術の種類と質」が今回は要点となる感じでしたね。
どちらも今の時代だからこそしっかり学生さんたちは見極めているところなのでしょう。
魅せ方だけが良くても選ばれるサロンにはならないのが現状だということをよく示していますね。
次ページは私が一番気になること、学生さんの価値観について聞いてみました!
サロスクマガジン編集長
美容学生と美容師に取材を行っている
本職は美容師
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