札幌ビューティーアート専門学校【美容学生のリアル】

美容学生のリアル

今回は札幌市にある【札幌ビューティーアート】さんにお邪魔してきました。

全国11都市12校からの卒業生は、全国になんと35,000人以上!美容専門学校のマンモス校にお話聞いてきました。

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札幌ビューティーアートを選んだ理由

早速ですが、皆さんが札幌ビューティーアートを選んだ理由を聞かせてもらっても良いですか?

元々高校生の頃から「美容師になりたい!」って考えていたんですけど、様々な専門学校へオープンキャンパスに行って、最後にビューティーアートだったんです。

先生とお話しをさせてもらったとき、唯一僕が美容師になりたいって夢を応援してる学校だったんですよ。

「絶対なれるよ、めちゃくちゃ似合ってるじゃん!」みたいに言ってくれたのが入学を決めるきっかけでしたね。

おお、それはめちゃくちゃ嬉しいですね…。

実際入学してみてどうでした?

入ってみて…想像していた通りでした。

オープンキャンパスの時のギャップは感じなくて、毎日自分も友達も一緒に成長していける環境で毎日楽しく通っています。




私は今ヘアメイク科に所属してるんですけど、ずっと行きたいサロンは決まっていたんですよね。

ただヘアメイクにも興味があったので、国家資格も取れつつヘアメイクの勉強もできる学校を探してました。

決め手は、実は私もオープンキャンパスで…。

その際に担当してくださった先生の雰囲気がとても優しくて…即決しちゃいました(笑)




私は道東のすごい田舎出身で、札幌の専門学校とか全然わかんなかったんですよね。

たまたま同級生に「ビューティーアートって学校があるんだよ」っていうことを教えてもらって、初めてオープンキャンパスに行ったのが最初の出会いでしたね。

いくつかオープンキャンパスで専門学校を回ったんですが、皆さんすごく明るくて元気な感じで対応してくださって楽しかったんですけど、ビューティーアートはそれにプラスして先輩たちの礼儀や挨拶に衝撃を受けました。

エレベーターを譲ってご案内してくださったり、すれ違う時の挨拶、言葉遣いもしっかりしてたのは印象的でしたね。

卒業して働く際”人間性”が大切だと思ってて、美容師の勉強しながらそのあたりも含めて身に付けられる学校だなと感じたのが入学の決め手でした。




専門学校選びって大切だと思うんですよね。

本当に皆さんはいい学校に出会えたんだなと、話を聞いてるだけでも思います。

楽しく2年間過ごしていけているのは、先生や友達に恵まれてる…すごくいい環境に入れてますよね。

オープンキャンパスの時点で学校の先生や先輩に憧れられるっていうのって、すごいことですよね。




学校のイベント

学校の中で楽しかったイベントや思い出に残ってることってありますか。

”三幸フェスティバル”というのがあって、札幌には姉妹校が6校あるんですけど、その6校が集まって運動会みたいなイベントをやりました。

4チームに赤、黄、緑、青で分かれて、僕は黄チームの団長をやらせてもらったんですよね。

6校って相当な規模になりそうですけど、どのぐらいの人数が集まるんですか。

2日間で開催するのですが、合計で2500人くらいが集まりましたね。

団長をするのはオーディションがあるのでなかなか狭き門です。

2500…!?

Zepp TOKYO埋まるレベルじゃないですか…!




2018年のダイジェストがYouTubeにありました




美容学校ならではのヘアショーで”ビューティーショー”というのをやりました。

生徒たちの力だけで構成も衣装もヘアメイクも全部自分たちで作り上げるイベントがあります。

2年生になるとこのイベントに参加することは入学前から知ってはいたんですけど…。

実際やってみるとパフォーマンスを完成させるにあたって、良いことも悪いことも色々な過程がありました。

最後、パフォーマンスが完璧にうまくいった時はすごい感動して、とてもいい思い出になりましたね。







イベント通じて感じたことはありますか?

美容とは少し関係ないかもしれませんが人との関わりみたいなところですね。

感情を全部表に態度にして出しちゃうと、場合によっては空気が悪くなって、どんどん悪い方向に行っちゃうこともあるじゃないですか。

気遣いっていうのかな。

その人や周りをちゃんと見て、自分から声かけたりとか、全体に目を配ることで空気を良くしていくことを一番に学べたと思います。

周りに対する気遣いとか、気にかけとかって”遠慮をする”じゃなくて”お互いに本気でぶつかり合いながらも尊重をし合っていいものを作っていく”っていうのは、社会人になっても必要なことなので、それを学生の時に学べるって、すごいな…。

特に人と働く美容室では”チームプレイ”って絶対に必要ですもんね。




藤森さんと被っちゃうのですが私も”ビューティーショー”ですね。

私たちの年はコロナの影響もあって1年時にショーの見学に行くことができなかったんです。

なので、実際にやる側になった時にヘアショーがどういったものか全くわからないところからスタートしました。

最初は全くまとまらないチームだったんですけど、本番が近づくにつれて徐々に皆が本気になって1つのショーに向けて団結してきて…

本番を終えた時にはチームほぼ全員泣いてる、みたいな状態だったんです。

大変なこともたくさんあったけどきっと忘れることのない思い出になりましたね。

皆さんのそういった経験は美容師になった時に絶対に活きてくると思います。

僕は美容師でサロンで働いてるんですけど、毎日スタッフと試行錯誤しながら「お客様に喜んでもらおう!」とやってるんですが、原点は皆さんのそういう体験なんだと思います。

3人の気持ちっていうのは、絶対に忘れないでほしいなって思います。




学校の魅力

皆さんのお話の中でところどころに出てはいるんですけど、自分の学校自慢やアピールポイントを教えてください。

僕、実は高校生の時めちゃくちゃ地味でコミュ障だったんです…。

それは嘘!…え、本当に?

本当です(笑)

ここの学校に入って人が好きになりました。

新入生の時にクラスのマネージャーっていう役割をやらせてもらったんです。最初はみんなにそそのかされてノリで就任したんですけど…。

活動してく中で人に関わったりとか、話をするのがすごく楽しくなってきて、自分が変わっていくのがわかったし、自分もその他人を初めて好きになった瞬間でした。

この学校に入学できたからこそ感じることのできたものだったんじゃないかなと思います。

本当にいい経験しましたね。

チャレンジをして高校生の時には破れなかった殻を破れる機会を作ってくれたのがこの学校だったってことなんだね




チャレンジする機会が多いのは確かにそうだなと思います。

私はヘアメイク科ですが、実際にヘアメイクの現場に入るチャンスをくださったり…。

先生側から私たちに向けて「〜やってみない?」みたいにクラスやイベントでも役割を作ってくださる機会が、他の学校に比べて多いのかなって感じます。

私も昔は比較的内向的で人前に立つのが得意ではなかったですが、1年生の時から様々なきっかけを与えてくださって自分が変われたのは、成長できる場所だなと思いますね。




とにかく先生のサポートがすごいというとこですかね。

コンテストの出場や就活の時期が被るタイミングがあって精神的にすごいハードだった時期があったんですが、それぞれ先生がしっかりサポートしてくださって…。

勉強面や技術面・行事など全てを通して、応援してくれる環境がビューティーアートにはあるなと思います。




めちゃめちゃ自慢ですね。

辛くても大変でもそういうサポートがあると乗り越えれそうな気持ちが出ますよね。
「ここまでサポートしてくれるから、もう一踏りしてみようかな」みたいな。

頑張ってる人には、人が自然に寄ってきますもんね。

みんなの話を聞いてると、私たちも初心に帰る気持ちです。




サロンの決め手

学校の魅力はめちゃくちゃ伝わりました!

じゃあ少し方向性を変えて…皆さんが卒業後、就職する場所で選ぶ基準や「こんな場所で働いてみたい!」みたいなのを教えてください。

さっきも少しお話ししましたが、高校生の時から行きたいサロンは決まってたんです。

そのサロンとの出会いはInstagramで、偶然おすすめ欄に撮影の投稿を目にしたことでした。

雑誌で使うモデルさんの撮影かと思うくらいすごくおしゃれな作品で「これがサロンの撮影でできるんだ!」と衝撃を受けたのを今でも覚えています。

サロンって髪を切ったり染めたりするところだと思っていましたけど、そういう様々な表現ができる職業なんだということを教えてもらったんですよね。

実際にサロン見学や説明会みたいなものには行ったことがあるんですか?

ちょっと特殊なんですけど…

サロン見学というものはなくて、説明会に参加をさせていただいて、希望者は研修を受けることができるんですけど、それが実質入社試験みたいな感じのスタイルでした(笑)




入学してすぐの時に卒業生の方が、サロンモデル(撮影モデル)を探すのに学校に遊びに来ていて、そこで声をかけてくださったのが今の内定先との出会いです。

初めてモデルをさせていただいたんですけど、普通にサロンに髪を切りに行くのとは全然違うんですよね。

裏側みたいな部分でスタッフの方たちのちょっとオフの時のコミュニケーションを見れたりとか、 撮影の様子を肌で感じて、真剣だけど、楽しく仕事してるところにすごく惹かれました。

実際に何度か髪を切りにお邪魔したこともあるんですが、皆さんイキイキと楽しそうに仕事しているのを拝見して「このサロンで働きたい」と思うようになりました。

藤森さんの目の付けどころがいいですね!

就職先選びでどこを見たらいいですか」という質問を学生さんからいただく機会が多いんです。

当たり前ですけど、スタッフの方ってお客様と接してる時は楽しそうにしてると思うんです。

それは仕事ですからね。

「お客様から離れた時のスタッフ同士の関係性を見た方がいいよ」っていうお話をさせてもらうことが多いんです。

藤森さんはそこの見る目線がピカイチなんだろうなって思いますね。




僕は自分と同じ思いというか、同じ考えでお店を経営されていたり、働いてる人がいるところをひたすら探してました。

僕はお客様としっかり寄り添いたいと思っているんです。ひたすらお客様回していくみたいなのは合ってない。

時間をかけてでもお客様をしっかり担当させてもらえるようなサロンを探していたのと…

お客様のために何かしらの行動や、サロン作りに取り組んでいるサロンで働きたいと思っていて…。

今回内定いただいたサロンさんの社長とお話をして想いに触れた時に「ここだ!」と一目惚れしたのが今のサロンとの出会いですね。




3人が多分共通してることは「こうなりたい!」みたいなものがはっきり持っているんですよね。

それがあるからいい先生に出会えて、いい仲間に出会えて、いい職場に出会えて…っていうところに繋がってるんでしょうね。

きっとこの学校生活の中で3人がそういうのを自然と学んで成長できたからこそなんでしょうね…。

やばい、なんかウルっときた(笑)




美容師に聞いてみたいこと

逆に僕たち現役美容師に聞いてみたいことってありますか?

実は東京のサロンを受けたことがあって、そこは残念ながら落ちてしまったんです。

もちろん、今の内定先はめちゃくちゃ大好きなところなんですが、東京に行くという憧れはあって…。

自分自分のサロンを変えないで、東京で活動する方法ってあるんでしょうか?

店長になって、東京で出店させてもらっちゃえば…?

そうだ、それしかない…!

1番はそれだね。あとは”フリーランス”っていう手もあります。

こんな記事もあります

たくさんの高みを目指す人がいる中で刺激をもらいながら、どんどん自分を成長させていける場所が東京です。

ただ「地方がダメ」というわけではなく、今はどこでもチャレンジができる環境だと思います。

すぐに形にするのではなく、自分が本当に求めている形を作るために結果を出していけるといいですね!




(内定先で)シャンプー練習が始まりました。

なかなか上手くできなくて、すごい悔しい思いをしてる最中です。きっと働き始めてからも、絶対にどうしようもなく辛い時ってたくさんあると思うんですけどそういう時って皆さんどうされてますか

私は辛い時は”辛い自分”を受け止めてたかな

「辛いって思っちゃダメだ!」と思うとそこが限界値になっちゃうんだよね…。

一度限界まで落ち込みまくって、そこから何が原因なんだろうって探して、見つかったらそれを直せばすぐに気持ちが上がるっていう風にやってたましたね(笑)

原因が探せなかったら、他の人に「どうしたらいいですか!」って教えてもらいながらいろんなやり方を試します。

それで自分を知るみたいな感じで、今こうやって美容師を続けられてるかなって思ってます。

とりあえず「悩まない」とか「失敗しないようにしよう」は考えないようにすること!




これからきっとカラーや様々な練習をさせていただけるモデルさんを募集していくと思うんですけど、皆さんはどうやって集めましたか

これは時代によって変わるので参考になるかはわからないですけど…

ちなみに僕の時代は”モデルハント”でした。町に出て、朝から晩まで名刺を配って「ぜひ来てください、お願いします!」を待ちゆく人に何人にも声をかけてましたね。ありゃ辛かった。

今の若いスタッフはミニモを使ってる子が多いですね。

無料で色々できるので、結構活用しているアシスタントが多いみたいです!







集め方は様々あるかと思うので、先輩や上司に聞くのも一つの手ですね。

モデルをする上で一つアドバイスするとしたらお客様と思って携わること、それを忘れないようにしましょう。

そう思いながら練習をさせてもらうだけで技術や接客、言葉遣いなんかも絶対に変わってきます。

その経験が絶対に皆さんがスタイリストになった時に活きてくるはずなので頑張っていきましょう!




今日は皆さんありがとうございましたー!

皆さんのお話聞いて、すごい素敵な学校だと思いました!

ありがとうございました!

私たちも刺激もらいましたー!



学生の皆様、ありがとうございました!




先生にも聞いてみた

改めて学校の特色を教えていただいてもよろしいでしょうか

学生は皆明るく、 すごく元気という点ですね。

また礼儀や、人間力といった部分の教育にも力を入れているところが他校と違う部分ではないでしょうか

学校で学べることの内容としては、様々美容学校がある中で最も学科やコースが多いため、自分の本当にやりたいことや学びたいこと、取りたい資格検定に合わせてコースを選ぶことができます

かつ、どのコースで学科やコースに行ったとしても、業界のプロが先生ですのでトップレベルの授業を受けることができるというのが当校の特色ですね。




学生の皆さんに話聞いてると”オープンキャンパス”で魅力を感じた生徒が多いように感じましたが、今の特色に加えて何か魅力を伝える工夫などはあるでしょうか。

大前提として”何のためにやっているか” ”なぜ〇〇をした方がいいか”などをしっかり説明した上で指導にあたっています

理解してもらうのはなかなか難しいんですけど、1番大事にしてるのは言い続けることです。

そうすることで生徒たちに浸透していくものと思っています。

入学してすぐのオリエンテーション時から「専門学校は学校っていうよりも、社会人育成の場なんだよ」っていうのをしっかり落とした上で、学校生活スタートしていくんですね。

なので学校が始まる瞬間から「あ、そういうのって大事なんだな」っていうの、わかった状態でスタートをします。

その後授業を教えていく先生方も同じマインドを持っており、そこの指導がずれないので…。

そういった文化が先生から先輩そして後輩、さらには入学前の方たちにと…だんだん引き継がれてるのではないかと思います。

確かに大事ですもんね。社会に出る準備段階である専門学校っていう中で、 人間性や技術よりも大切なことって教えるのって、正直難しいだろうなと想像できます。

もちろん容易ではありませんが諦めずに言い続ける、率先した先生たちが行動で示すことで徐々に浸透して、最初は反発的な生徒だったとしても、気がつけば身についてるって感じですね。

サロンでも指導をする上で同じことが言えますよね、後輩たちは背中を見て育つわけですもんね。

改めて気が引き締まりました。

あとは、学校の魅力もそうですが、職業の魅力も伝える努力はしています。

例えば、当校では美容師さんに実際来てもらうようなイベントを組んでいたり、実際に教えている先生も現役の美容師さんであることも多いので、リアルな職業と触れる時間に関しては他の学校に比べても多いですね。

いや、もうあと数十年若かったらビューティーアート入学したかったです僕…。

学生の話から引き続いてお伺いをしてますが、本当にすごくいい文化ですよね。




最後になりますが、送り出す美容業界に対して先生が求めることはありますか。

人間教育や礼儀、挨拶は他校に比べて徹底してますし、技術も基礎的な部分はできる限り身につけてもらえるようにはしていますが、まだまだ不完全で未熟なところはあります。

なので、あえて求めるとしたら長い目で見て育てていただければとても嬉しいですね。

学生生活っていわゆる準備期間だと思ってます。

その後、本人たちが現場に行ってどう活躍してくれるかや、どう会社や業界に貢献してくれるかが最終的なゴールですからね。

卒業はあくまでの通過点ですが、その2年間でできる精一杯の準備を我々がサポートしていければと思ってます。

受け入れるサロンとしても気が引き締まりました!

本当に素敵な学校だと思います、今日の取材読んで「美容師になりたい!」って子が増えてくれたら嬉しいなー!

今日は長い時間ありがとうございました!




学校情報

札幌ビューティーアート専門学校

〒060-0042 札幌市中央区大通西9丁目1番12

0120-340-735

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