「美容学生のリアル」今回は静岡県静岡市にあります【静岡県美容専門学校】にお邪魔してきました。
今回取材させていただいたのはヘアスタイリストコースの2年生の皆さん。
BLESSの山本といいます、今回よろしくお願いします!
お願いします!
美容師を目指すきっかけ
Instagramでなんかおしゃれだなって思った投稿があって、その投稿を見たら美容師さんだったんです。
そんな人みたいになりたいなと思って美容師になろうと決めました
最初はメイクが好きで美容部員になりたくて専門学校に入ったんです。
ワインディングに出会ってから、技術を習得することが楽しいと思うようになり、そこから美容師を目指すようになりました。
元々人のためになる職業につきたくて
AI化とか機械化が進む中で、自分の手で人に何かをしてあげられることはないかなと考えていて
美容室行って自身の髪がスッキリした体験をした時に「これだ」と思い、そこから美容師を目指すようになりました。
学校で楽しいこと
学校で楽しいことを教えてください。
今までの環境とは違って自分の好きなこと学びに来てるので、日々の授業が楽しいです。
「勉強頑張れる」という子が多いですよ。
仮に高校生の時に頑張れなかった生徒でも、美容が好きで入学してくる生徒ばかりなので、すごくイキイキと取り組んでくれてます。
素晴らしいですよね…「勉強が楽しい!」って言いたかった…。
すみません!私は先生がおっしゃているほど座学は好きじゃないんです…笑
ただ、私はワインディングが好きで、放課後にする練習も好きで…学校にはワインディングしに来てるって言えるくらいです。
へーすごい…私嫌いだったですもんワインディング…。
僕は美容実習が好きで、カットとかワインディングとか…2年生になってからは選択授業が始まったので、カラーも勉強できるようになって…
今、サロンでアルバイトしてるんですが、サロンワークにもカラーの技術はあるので直結している感じがすごい楽しいですね。
ヘアスタイリストコースでは、カラーをより専門的に学ぶことができます。
今ハマっていること
私はカット好きですね
彼女は技術大会※の選手なんです
※全国理容美容学生技術大会
第14回全国理美容学生技術大会オフィシャルサイト/http://www.ribifesta.jp
(愛称:~理美容甲子園~)は、全国の理容・美容学生の技術の向上を目指すための場および理容・美容学校の素晴らしさを啓発する場として、日本理容美容教育センター(全国の理容・美容学校が集まって作られた内閣総理大臣認定の公益社団法人)が、理容・美容合同で開催する全国規模の大会です。
この大会は、全国11地区で地区大会を開催し、その地区大会によって選出された選手が全国大会へ進むことができるのです。本年度は、約210校、約4000人の選手が大会に出場します。
すごいじゃないですか!
田中さんはワインディングになるのかな?
その通りです!でも、私最初はクラスの中でワインディングが一番下手だったんですよ。
みんなが上手すぎて、そこから焦りを覚えて負けないようにめちゃくちゃやり始めたんです。
そのうち気が付いたらワインディングが楽しくなっちゃってました。
辛いことの方が多いけど、それを乗り越えたら何倍も楽しくなるってことを思わせてくれたので…。
実は僕もワインディングが好きです。
自分で言うのもなんですが、すごい負けず嫌いなんです
年生の時の校内の大会で結果を残せなくて、それがものすごく悔しくて、練習しまくったんです。
そしたらだんだん周りよりも上手くなっていって、楽しくなってきちゃったんですよね。
2人とも努力が自信を超えちゃった感じですね。
就職先の選び方
私はInstagramがメインですね。
デザインカラーや有彩色系のカラーを得意としているサロンを検索することが多いです。
サロンをアカウントを見つけたら、そこで働く美容師さんのことも調べて惹かれるようなスタイルを作ってるいらっしゃるのが分かったりすると、より魅力を感じてそこのサロンで働きたいなって感じたりしますね。
私は、サロンの雰囲気とスタイルと待遇面と…あとは直感ですw
感覚も大事です!
今入りたいサロンは決まってるんですよね?どうやって知ったんですか?
先生が紹介してくださって知りました
私も1店舗目を辞めた際に、学校に行って先生が紹介してくださったところに受けに行ったんです。
内定をいただいているサロンは今のバイト先で、初めて切ってもらったのがそちらの店長さんだったんです。
実際にバイトをさせてもらい、サロン内の人間関係や技術や接客などに惹かれて、改めて「この人の元で働きたい」と思ったのがきっかけでしたね。
美容師になる上での不安
美容師に限らないんですけど、就職後に一人暮らしなどする際のやりくりなんかは不安です。
こちらは編集部からお答えします!
過去記事の中にこのようなものがありますのでよろしければご覧ください。
新人のスタッフで「可愛いがりたいな」と思える人ってどんな人ですか?
一生懸命やってる子の中に”可愛くない後輩”っていないですよ。
何事にも積極的に一生懸命取り組もうという姿勢があるような子には練習とかスキルアップとか成長のためになんか手を差し伸べたくなっちゃいます。
急に学生から社会人になるので、戸惑いもあると思いますが順々に覚えていけば大丈夫です。
一生懸命頑張ってる姿は人に伝わるしお客様から褒められることもあるのでそれが励みになったりします。
全然大丈夫ですよ。
売れっ子になるにはどうしたらいいですか?
先輩スタイリストさんから助言を多分たくさんもらうと思うんですよ。
それらのアドバイスを一回素直に飲み込んでいくっていうのはすごい大事かなと思います。
もちろん、あんまりにも奇天烈なこと言われたら飲み込まなくていいと思うんですけど
技術や接客のことは最初は分からないことばかりなんですが、逆に一番吸収できる土台だと思うんですよ
素直に飲み込めたらすごい成長が早くなるし、先輩スタッフも「この子素直に実践してくれる子だ」と思ってくれるようになるはず。
すると、さっきの”可愛がられる”に繋がるんじゃないかなと思います。
売れっ子の人たちに共通しているのは”素直さ”と”謙虚さ”
アドバイスを受け入れるっていう素直さと人に対しての謙虚さが本当に大事だと社会人になって十数年立ちますけど常に思わされますね。
どんな美容師になりたい?
美容師だからと言って髪型だけで勝負するんじゃなくて
好きなファッションやメイク、トータルで憧れてもらえるような美容師になりたいです。
お客様を輝かせるのはもちろんですが、自分も輝けるようになりたいです。
誰よりも技術を身につけたいと思うし、私にしかできない私だけのスタイルをたくさん作っていきたいです。
技術だけでも接客だけでもなくて「長島さんだから任せたい」とお客様に思ってもらえるような美容師になりたいです。
学校での活動内容
先生にもお伺いしてもよろしいですか?
静岡県美容専門学校ではどのような教育をしているのでしょうか?
大まかに授業の構成としては1年生で基礎、2年生で応用といった流れとなってます。
その基礎っていうのは…?例えば技術とか?
そうです、各種検定などは1年生の時に取得してもらってます。
2年生になると例えばメイクでいえば”ハロウィンメイク””歌舞伎メイク””老人メイク””宝塚メイク”とか…
2年生はとにかく美容を楽しむ授業が多いですね。
静岡県美容専門学校の行事
コロナの影響もあり、比較的イベントが少ない年もありましたが
イベントが少ない年は卒業生を招待してヘアショーの開催を企画しました。
以前はレクリエーション大会や全校参加型のイベントもありましたが、クラス単位での行事の開催が難しくなってしまったので…
感性を養うという意味で、ヘアメイクの方や卒業生の美容師さんを招待してヘアショーを開催し、それを生徒たちに見てもらうというイベントは行ってましたね。
ちなみに現在はどんなことしているんですか?
今は夏の東海地区の技術大会に向けて練習をしています。
全国理容美容学生技術大会:http://www.ribifesta.jp
東海地区は今年11年目になりますね。
これに向けて生徒たちは一生懸命練習をしています。
盛り上がりそうですねー!
ちなみに実績は…?
もちろん過去に全国1位を獲ったこともありますよ
静岡県美容専門学校の特徴
先生、静岡県美容専門学校の生徒の特徴ってありますか?
例えば他の学校さんの取材した記事を見ると不器用さんが多いとか…
たくさんいます。
勉強が得意じゃないとか…
たくさんいます。
だけど自分の目的持ってくるから頑張る生徒がすごく多いです
今まで頑張ってこれなかった子達だったとしても頑張れるんですよ。
そういった点はすごいなと思いますし、静美の特徴ともいえるかもしれません。
努力型の生徒さんが多いんですね。
卒業後はみんな色んなところに就職して散らばることになります。もちろん業種も違ったりもします。
本来の専門学校に来る目的の一つは「国家試験が欲しい」ということで入学してくるわけですから、そこはやっぱり頑張りますよね、目的のために。
本当に偉いなって思います。
貴重なお話ありがとうございました!
卒業生として静美にまたお邪魔できて楽しかったです!
皆さんのご活躍お祈りしてます!
取材サロン紹介
取材者:山本 珠妃(スタイリスト/店長)
HP:https://bless2012.com
ホットペッパー:https://beauty.hotpepper.jp/slnH000340919/
静岡県美容専門学校基本情報
所在地:〒420-0823 静岡市葵区春日2丁目4番10号
TEL:054-252-4848 FAX:054-252-6321
E-mail info@shizubi.ac.jp
サロスクマガジン編集長
美容学生と美容師に取材を行っている
本職は美容師
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